昨日のカウンセリング研究会【くりのみ】親鸞とカウンセリングコース。
皆さんご予定やら体調不良で欠席が多く、4名での学び合い。
ある大谷派の役僧をされている永◇さんが初参加。
皆さんでご一緒の、念仏・正信偈・和讃も、
心強い援軍をいただきました。
この学習会は、親鸞さまの “お声”を聞くのを眼目とした一般人のための学習会。
宗門とは関係ありません。
門徒さんも今のところいませんが、
皆さん、大きな声での『顕浄土真実教行証文類 序』の音読や「声明」をうたっています。
さて、初参加の永◇さんに、
親鸞さまたの出遭いや僧籍をとった事情についても紹介してもらいました。
永◇さんは、「聞思」を大事にしている由。
「聞思」は、『総序』にもありますが、
『浄土文類聚鈔』から引きますね。
遇信心を獲ば遠く宿縁を慶べ、もしまたこのたび疑網に覆蔽せられなば、更って必ず曠劫多生を径歴せん。
摂取不捨の真理、超捷易往の教勅、聞思して遅慮することなかれ。
慶ばしきかな、愚禿、仰いで惟いみれば、心を弘誓の仏地に樹て、情を難思の法海に流す。
聞くところを嘆じ、獲るところを慶んで、真言を探り集め、師釈を鈔出して、専ら無上尊を念じて、特に広大の恩を報ず。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます