先月だったでしょうか!
【zoom法音道場】のご婦人お二人が、高野山に出かけた。
日本画家の千住博氏の障壁画をテレビ番組で見ての一泊二泊の高野山行。
東京に戻ってzoomで報告を聞かせてもらいました。
高野山と言えば空海。
随分昔になりますが、
司馬遼太郎氏の『空海の風景』を読んだ記憶は覚えていますが、
内容はスッカラカンに忘れてしまっています。(笑)
そういえば、空海さんのことを何も知りません。
お恥ずかしい。(冷汗)
web散策していましたら、
高村薫さんが『空海』を書かれているのを知りました。
早速、金町の葛飾区中央図書館へ。
すぐ、『空海』は見つかりました。
もう一冊、高村薫・南直哉『生死の覚悟』新潮新書も眼に入りました。
実は、数年前、米国から一人のご婦人が来日、【くりのみ会】に参加してくれました。
お名前は、Keirenさん。
来日の目的は、
①大学時代の恩師の退官のお祝いに参加するため。
②恐山菩提寺院代・南直哉師にお会いするため。
③ボクとの面談のため。
実は、それまで南直哉師の著作を読んでいませんでしたが、
Keirenさんとのご縁で、師の著作を読ませてもらうようになりました。
マアマア、そんなこともあり、
先ずは『生死の覚悟』。
その後、
『空海』『晴子情歌』『新リア王』『太陽を曳く馬』を読み進めます。
あの時のことを考え直すと、
南師は先生に出会うためのきっかけだったのかなーと思えてきます。
南師は通訳家になると動機付けにさせてくれましたが、
そのおかげで、先生に出会えましたね。
ズーム参加もろくにできた無いのに、
最初出会った時の、あの繋がり感が
変わらず、持てるから不思議です。
あの恩師ももう亡くなり、
心理エンカウンター参加はもうしなくなりましたね。
しかも南師との縁は、通訳するかどうかだけに。
けれど、未だに、先生とはより強烈に繋がっている実感がするのです。
縁って不思議ですねえ。