「たけしのいっぷん」
何のことだか分かりましたか?
第二ヒントを差し上げましょう。
「たけしのいちぶ」
分かりませんよね。
第三ヒント。
「ぶしのいっぷん」
分かりましたよね。
そうです。
「武士の一分」
「ぶしのいちぶん」です。
ところで、 今日は、映画の話でなくて、言葉に関連した話題です。
今年は古い言葉が再登場した一年でした。
何と言っても、今年の一番のヒットは、「国家の品格」だったように思います。
「一分」もそうですが、「品格」も若い人には死語かもしれません。
昨日の、「余人をもってかえがたし」も同類でしょう。
そこで、今日はもう一つ。
「ご隠居」という言葉も、死語に近いかなーと思います。
政府の無策のせいで、「老人も働きなさい」という時代になってしまいました。
60歳で年金がもらえると思っていたところ、私は63歳にならないと完全に年金がもらえません。
数年すると、65歳にならないと年金が完全にもらえないそうです。
確かに、平均寿命がのびて日本は長寿国になりました。
60歳で年金がもらえると思っていたのに・・・3年も先延ばしです。
60歳になったら、隠居して、若い人に小言を言うのを楽しみにしていたのに・・・(?)
「小言(こごと)」も死語になったのかな?