夕方、お世話人なっているお寺で聞法会がありでかけた。
法話は、ご住職による『成唯識論』。
法話に集まったのは、20名ばかり方々。
1時間の法話であったが、皆さん難しくてお手上げの様子であった。
懇親会の後、くりのみ会のお仲間のHさんとご一緒に帰った。
Hさんとの話題は、
「今日の法話は、大変難しかった」
「ご住職が、ご自身の関心事を熱心に話して下さったので、理解できる・できないを越えて迫力が伝わった」etc
この頃、私も、話をする機会をいただくことがあるが、
何をどのように語るかは、関心のあるところ。
聞き手に届くように、噛みくだいて話す。
聞き手のことより、語り手が語りたいこと・語りたいところを語る。
語り方にもいろいろあるだろうが、どんな内容・語り方であろうと、語り手の人柄・たたずまいが聞き手に響くようである。
語り手の立ち位置。
少し考えてみようと思う。
明日から稲取に帰ります。(金曜日、帰京予定)
一日は、テニススクールのヘッドコーチ家族が来稲してくださいます。
残り少なくなった今年の夏を、のんびりと過ごしてきます。
坂村真民さんの詩集から
タンポポ魂 坂村真民
踏みにじられても
食いちぎられても
死にもしない
枯れもしない
その根強さ
そしてつねに
太陽に向かって咲く
その明るさ
私はそれを
わたしの魂とする
今日は、午後、東陽町の産業会館で開催された「湾岸親鸞講座」に出かけた。
大谷大学准教授・木越 康先生の『正像末和讃』の聴講である。
その席で、「親鸞フォーラム」の案内をいただいた。
テーマは、《今、人間を見つめる》。
パネリストは、鳥越俊太郎 竹内整一 箕輪秀邦の各氏。
木越 康先生がコーディネーターの由。
日時は、9月12日(日) 午後13時50分~
会場は、六本木アカデミーヒルズ40 キャラントA
詳細は、下記でご覧ください。
http://www.shinran-forum.jp/index.html
鳥越さんの話をきいてみたいので、私も、早速申込をしてきました。
今年の夏は、ずいぶん読書から遠ざかってしまった。
7月後半のドイツ旅行と帰国してからのワークショップで読書の時間がとれなかったからだ。
ようやく東京に戻り、読書をスタートさせた。
『菩薩の願い』丘山 新(ハジメ)著 NHKライブラリー
webで検索をしてみると、「丘山新の仏教研究」を見つけた。
http://bodhisattva.jp/profile.html
このページに掲載されているプロフィールには次のようにある。
1948. 6 生。
1972 京大・理・物理学卒。
1976 東大大学院人文・印哲・修士課程修 了。
1979 財団法人東方研究会専任研究員,
1980 中国北京大学留学 (〜1982),
1986 日大文理学部専任講師,
1990 東文研助教授,
1992. 3 ミュンヘン大学客員研究員 (〜 1993. 2) を経て, 1994 年より東文研教授。
本書は、「NHKこころをよむ」において、2005年10月から翌年3月に放送された『菩薩の願い 大乗仏教のめざすもの』のテキストをもとに、作成さいたものだそうだ。
ゴーダマ・ブッダのことや大乗仏教について分かりやすく書かれている一冊であります。
大乗仏教の入門書として、格好の一冊であります。
皆さまも一度、手にしてください。
今晩の夕食は、コニャックをいただきました。
現在のマンションに転居したとき、引っ越し荷物と共にやって来たコニャックが、押し入れの奥から見つかったのです。
カミューのVSOP。
この頃は、ビール・吟醸酒・ワイン・焼酎しか飲んでいません。
若い頃、少しだけいただいたことのあるコニャックの香りを楽しませてもらいました。
因みに、今夜の肴は、アジのお刺身・ナスとピーマンの味噌炒め・キュウリとシソの塩揉みでした。
ナスとキュウリは、昨日、稲取からの帰路に伊東農協で購入した新鮮野菜です。
ナス・キュウリ共に、一袋四本入りで100円でしたよ。
新鮮・安価は嬉しいですよね。