法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
ZOOM法音道場のご案内
主宰者の《日乗》

くりのみ会・7月の学習会の予定更新しました。

2013年02月20日 12時50分34秒 | 日乗

カウンセリング研究会【くりのみ】
7月の予定を、HPに更新しました。

7月までの予定は、下記でご覧ください。

http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~kurinomi/calendar/calendar.htm

皆さまのお越しをお待ちしています。


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流れ寄る

2013年02月19日 23時23分51秒 | 日乗

中国の大気汚染が深刻です。
日本でもPM2・
5の健康への悪影響が心配されています。
これからは、黄砂もありますね。
マア、中国国内での環境規制も大事です・・・

環境問題は、加害者・中国、被害者・日本といった図式だけの問題ではありませんネ。

我々、地球全体の近代化・工業化の課題ですね。

それと、一番の心配は、中国の海岸線計に画される原子力発電。

まあ、心配してもどうなるものでもありませんが・・・

これから、偏西風は何を運んでくるのでしょう・・・

できたら・・・


椰子の實      島 崎 藤 村

名も知らぬ遠き島より
流れ寄る椰子の實一つ

故郷
(ふるさと)の岸を離れて
(なれ)はそも波に幾月

(もと)の樹は生ひや茂れる
枝はなほ影をやなせる

われもまた渚を枕
孤身
(ひとりみ)の浮寢の旅ぞ

實をとりて胸にあつれば
(あらた)なり流離の憂(うれひ)

海の日の沈むを見れば
(たぎ)り落つ異郷の涙

思ひやる八重の汐々
(しほじほ)
いづれの日にか國に歸らむ

 

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『梁塵秘抄』

2013年02月19日 22時48分20秒 | 日乗

午前、一気に読書に集中しました。

『死を想う』
石牟礼道子 伊藤比呂美
平凡社新書

本書の後半で、石牟礼さんと伊藤さんは、『梁塵秘抄』について話を進めています。

ご存知のように、『梁塵秘抄』は、平安末期に編まれた歌謡集で編者は後白河法皇。

親鸞さんの『三帖和讃』は、今様の形式を参照にしていると聞いています。

この数年、『三帖和讃』に関心をもって勉強を進めているのですが、
まだ、しっかりと『梁塵秘抄』はよんでいません。

今年の勉強の中心に『梁塵秘抄』を置こうと想います。
そして、節符を付けて、朗詠できるようにしてみます。

仏はつねにいませども  
現(うつつ)ならぬぞあはれなる
人の音せぬ暁に
ほのかに夢に見へたまふ 

遊びをせんとやう生まれけむ
戯(たはぶ)れせんとやむ生まれけむ
遊ぶ子どもの声聞けば
わが身さへこそゆ揺るがるれ

仏は常にいませども
現(うつつ)ならぬぞあはれなる
人の音せぬ暁(あかつき)に
ほのかに夢に見えたまふ

 

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『死を想う』を読む

2013年02月18日 22時45分04秒 | 日乗

『中央公論』1月号で、石牟礼道子さんの「花の文を」を読みました。
そして、石牟礼さんの文を、【落穂拾い】No343に引文させてもらいました。

その流れで、今日、図書館で次の一冊を借りてきました。

『死を思う』われらも終には仏なり
石牟礼道子 伊藤比呂美
平凡社新書  2007年5月10日 初版第1刷

石牟礼さんは、その(まえがき)で、
鶴見和子さんの最期の時の思いと弟の鶴見俊輔さんの言葉を引いています。

死ぬというのは面白い体験ね。
こんなの初めてだヮ。
こんな経験するとは思わなかった。
人生って面白いことが一杯あるのね。
こんなに長く生きてもまだ知らないことがあるなんて面白い!!
驚いた!!

2006年7月31日に逝去された、鶴見和子さんの最期のお言葉である。
このお言葉を受けて弟俊輔さんが、
「そうだよ、人生は驚きの連続だよ」
と答えられた。お二人で大笑いなさったという。
(ご令妹内山章子さんの「闘病報告による――『環』28号、2007年 藤原書店」)

なかなか、このように最期を迎えるのは大変です。
ただ、このような日本人がいたこと。
そして、このように最期を迎えられたことを知ることは、本当に力をもらいます。

この頃思うことですが、自分周囲に、見事な生き方をしている人がいること、本物の言葉を知ること、
本当に力をもらえるというものです。

 

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隕石落下

2013年02月17日 22時11分46秒 | 日乗

ロシアのチェリャビンスク州に落下した隕石には、本当にびくりしました。

広島型原爆の20倍近いエネルギーが衝撃波として放出されたそうです。

死者はいなかったようですが、1200人以上の方々が負傷したそうです。

人知が進み科学が進化しても、自然の威力にはかないません。

科学万能の現代人への警告として受けとめるのが賢明と思います。

あまり大きく報道されていませんが、チェリャビンスク州はロシアの重工業の中心のようです。
また、核兵器工場が集中されているようですネ。

隕石が核兵器工場に落下しなかったのは、不幸中の幸いでした。

先日も、北朝鮮で核実験が実施されました。


核兵器、原子力発電が、地球丸の命取りになる可能性が大ですね。

考えすぎと笑われるかもしれませんが、
大真面目で「核兵器反対!」「原発反対!」を叫びたいと思います。



 

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囲碁世界戦の時代

2013年02月17日 21時41分32秒 | 日乗

若い頃、E区の教育研究所に勤めていたことがあります。

昼休みになると、所員で退職された校長連が、碁盤を囲んでいました。

囲碁を覚えたのは20歳過ぎですが、
周りに指導してくれる先輩が多くいましたので何とか覚えることができました。

先師・五十嵐先生も囲碁の名手でした。

井目を置いて、教えてもらったことを思い出します。

教職についてから囲碁からも離れてしまいましたが、
面白いゲームなのでまた再開したいと思っているところです。

今日の東京新聞【社説】を、面白く読みました。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013021702000125.html

以前は、中国にも韓国にも断然優勢の囲碁でしたが、最近は劣勢の状態です。

日本は、子ども時代からの育成が随分遅れてしまったんですね。

井山裕太天元というスーパースターが出現していますので、
これを機会に日本の囲碁界が活性して世界をリードするようになってもらいたいものです。

少々ずれます。
甘いと叱られそうですが、世界中が軍備費を半減して「平和」を希求するのが良いですね。

文化やスポーツで、中国とも韓国とも繋がるチャンネルはあると思います。

中国は、共産党支配の国家。
日本は、グローベル主義の資本主義。

それに、軍備費を上乗せしようとしています。

この流れですと、偶発的な小競り合いも想定されます。

戦争になれば、一部の軍需産業やカネモチは喜ぶでしょうが、国民は悲惨です。


囲碁も、世界が繋がるチャンネルですが、
仏教もアジアが繋がるチャンネルになるように思います。

最近は、「世界平和」の声も下火になっていますが、
「世界平和」の声を出し続けたいものです。



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「ナムアミダブツ」永六輔さんの言葉

2013年02月17日 09時33分49秒 | 日乗

十年ほど前に発行の一冊からの紹介です。

永六輔著 『伝言』 岩波新書 
2004年2月20日第1刷発行

由緒のあるお寺は、日本じゅうにいっぱいありますが、そのなかのひとつに、
越前永平寺というお寺があります。
永平寺の貫首(かんじゅ)さんは宮崎奕保(えきほ)さんという方ですが、
あるとき電話がかかってきた。
「君に会って話がしたい」と言う。
ぼくはとても素直に、こう言ったの。
「あなたが会いたいんだったら、会いたいほうが来るのがふつうなんじゃないですか」
そうしたら向こうで大笑いをしていてね。

「おれは103歳だ。
口は動くけど、足腰がうまく動かない」

103歳って聞いてびっくりして、感動して……
「行きます、すぐ行きます」(笑)
それで、永平寺に行ったんですよ。
本当に頭のはっきりしている、すてきなお坊さんでした。
なんで、宮崎さんが、ぼくに会いたいと言ったかというと、
たまたま、ぼくがNHKの「視点・論点」で「南無阿弥陀仏」の話をしたのを、
宮崎さんがご覧になって、こう思われたというんですね。

「君の言葉づかいを聞いていると、さすがに寺生まれ、寺育ちだと思う。
むずかしい仏教用語は使わなくても、わかりやすく楽しく仏の道を説いている。
それはなかなかいいことだ」

NHKで、ぼくが「南無阿弥陀仏」をどんなふうに説明したかというと……

「ナームというのはサンスクリット語で、(南無)は当て字です。
(あなたについていきます、あなたを信じます、あなたがすきです)という意味。
アイラブユーでもナームでもいいです。
つまり、阿弥陀仏が好きです、阿弥陀仏を信じますと、いうこと。
仏さまは阿弥陀仏だけじゃないんですね。観音さまも如来さんもたくさんいらっしゃる。
日本の神さまと同じで、いっぱいいて、その中のお一人が阿弥陀さん。
この阿弥陀さんの教へのなかで、阿弥陀さんご自身がいちばん大事にしているのが、
(誰かを救うことによって、自分も救われる)という考え方なんです。
そうすると、(南無阿弥陀仏)と言うのは、
誰かを救うことによって自分も救われるという考え方を信じます、ということでしょ。
みなさんがたとえばお寺さんの前だったり、ご法事があったときに言っている、
ナマンダブ、ナマンダブというのは、そういうことです。
むかしと違って、ただ、ナマンダブと唱えていれば救われるという時代ではありません。
誰かを助けてあげよう。そうすることによって、自分がいずれ救われる。
その考え方を述べているのが南無阿弥陀仏です。
だから、南無阿弥陀仏と言っている方をいまふうにいえば、
誰かを救うというボランティアをしているということです。
それが南無阿弥陀仏です」

宮崎さんがこの放送を見ていてくれていたわけです。
そして、こうおっしゃる。

「そういうふうに、わかりやすい言葉で話すのはとてもいい。
仏法では、(法にのっとり、比喩を用い、因縁を語るべし)という言葉がある。
これを君は大事にしてくれている」

「法にのっとり、比喩を用い、因縁を語るべし」とは、
筋道に合わせて、わかりやすく、たとえ話をたくさん使って、
「こういう原因があるから、こういう結果になったんだよ」というふうに、
お話をすることですね。


*宮崎奕保さん
  明治34年(1901)~平成20年(2008) 永平寺第78世貫首 曹洞宗管長


井上ひさしさんの言葉

「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、
おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、ゆかいなことをいっそうふかく」 

を、永六輔さんは実践されているんですね。

戦後の日本人は、仏教をお寺&葬式&etc の方に押しやってしまっています。
本当に勿体ないことです。

釈尊や仏法を伝えてきた先人に申し訳ないことです。

どんなご縁でも良いので、生活の中に仏教を取り戻したいものです。


念仏は、声のある坐禅

坐禅は、声のない念仏

最近の、私の思いです。

一人でも、仏教に向かってくれたら、本当に嬉しいですね。

 

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2月・くりのみ会【道元とカウンセリング】が終了

2013年02月16日 22時49分07秒 | カウンセリング研究会【くりのみ】

昨晩、2月・くりのみ会【道元とカウンセリングコース】が終了しました。

参加の皆さんは、総勢12名(男性8名 女性4名)でした。
初参加のお方2名(男性1名 女性1名)をお迎えしました。

A場さん F田さん B場さん M田さんは、お仕事でお休みのご連絡をいただきました。

学習会は、
①『正法眼蔵・王索仙陀婆』
②坐 禅
③「涅槃会」のお話   *2月15日は、釈尊が入滅された日です。
④『正法眼蔵・他心通』第3回目の解説

勉強会の後、いつものように夕食&懇談タイム。
8名の方参加してくれました。


◆次回は、3月15日(金) 午後18時30分~20時30分 
  タワーホール船堀  和室1です。

 『正法眼蔵』の音読タイムは、引き続き、『大索仙陀婆』を読みます。

 

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東京禅僧茶房2013

2013年02月16日 13時17分42秒 | カウンセリング研究会【くりのみ】

昨晩、2月の・くりのみ会《道元とカウンセリングコース》が終わりました。

お仲間のT門さんは、曹洞宗の若手の僧侶。

来週開催される《イベント》のご案内をしていただきました。


日時:2月22日(金)~24日(日)
会場:ふくい南青山291

若手僧侶がおくる“心のトリートメント”

「東京禅僧房2013 ~美心のすすめ~」
     in 表参道


詳細は、下記ホームページをご覧ください。
        ↓
http://shojin-project.com/pg297.html

 

私も、一日、出かけようと思います。 

 


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北風が強く、寒い一日です。
風邪・インフルエンザにご注意ください。

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航行不能の米大型豪華客船

2013年02月15日 23時31分11秒 | 日乗

メキシコのユカタン半島沖で航行不能になったアメリカの大型豪華客船で、
トイレの汚水があふれ腐臭が漂うなど、乗客が劣悪な環境に置かれているそうです。

原因は、航行中に機関室から火災が発生し自力で進めなくなって、
タグボートで曳航されているようです。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130215/amr13021510440003-n1.htm

あま、日本では、いまのところ報道が少ないようですネ。

近代的な豪華客船の事故は、現在の地球号の今後を暗示してような気がするのは、私だけでしょうか!

少し前、どこかで読んだ記憶ですが、中国・インド・アフリカの方々が、マイカーを持った時の地球号・・・本当に、大丈夫なのでしょうか!

ブラジルでは、オリンピックに向けて、アマゾン川流域の開発が進んでいるようです。
ジャングルの面積が狭くなっています。。
地球号、だいじょうぶなのでしょうか!

中国の大気汚染・黄砂も心配です。

東日本大震災の瓦礫が、ハワイやアメリカ西海岸にも流れているようです。

東電福島第一原発事故の後片付けも見通しがたちません。


大方豪華客船の事故と地球号・日本号が重なり、本当に心配になります。

 

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