このブログは、政治活動ではありません。
ボクは、右でも左でもありません。
一国民のツブヤキです。
長い間、教育の仕事をさせてもらいました。
その事を土台として、子ども達を戦争で死なせることはできません。
また、日本の子ども達だけでなく、
世界子ども達が戦争で殺されることに反対です。
そんなことを土台にして、
集団的自衛権に執心の安倍首相の退陣を願うものです。
アフガンで人道支援しているペシャワール会の中村哲医師が、
西日本新聞(5月16日)の電話取材に応じた記事が掲載されています。
題名は、「自衛隊が来るほうが危険」。
憲法9条があることで、
アフガニスタンの方々は、
日本には他国の戦争に加担しないという「掟」があると知っているそうです。
中村医師は、
「9条は数百人の日本人が血を流し、犠牲になって得た大きな日本人の遺産です。
大切にしないと、亡くなった人たちが浮かばれません。
9条に守られていたからこそ、私たちの活動も続けてこられたのです。
私たちは冷静に考え直さなければなりません」と述べています。
また、アフガン武装解除日本政府特別代表。
東京外国語大学教授の伊勢崎賢治さんも、
6月13日の日刊ゲンダイで、
「安倍首相が出したパネルは国辱だ」
「平和国家だからできる国際貢献だ」と述べています。
また、毎日が日曜日の生活のボクですから、
Webで地方新聞の社説もチェックしています。
◇6月10日 京都新聞社説 「集団的自衛権 なぜそんなに急ぐのか」
これはあまりにも強権的だ。国民の疑問の声はまったく聞き入れないということなのか。
◇6月13日 琉球新報社説 集団的自衛権「平和の党」の真価発揮を
「平和の党」としての公明党の真価が問われている。
憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認問題をめぐり、
安倍晋三首相から合意を迫られ、連立政権の亀裂を避けるため譲歩に傾いている。
憲法は権力を縛るという立憲主義に基づいている。
主権者の国民の合意形成や国会での徹底論議がないまま、
一内閣の解釈だけで憲法の平和主義を空洞化させるのは、
主権を国民から奪うという意味で「クーデター」に等しいのではないか。
◇6月12日 北海道新聞社説 集団的自衛権 党首討論 国民を欺く首相の詭弁
今国会初となる党首討論がきのう開かれた。
安倍晋三首相は集団的自衛権について、限定的行使は憲法の枠内で可能だとする持論を展開した。
憲法が国民に保障する平和的生存権や幸福追求権を守るために自衛権があり、「必要最小限」の歯止めは個別的自衛権と同様、集団的自衛権にもかかるという。
これは過去の政府見解から都合のいい部分だけを抜き出した主張だ。国民の目を欺くものと言わざるを得ない。首相には異論にも謙虚に耳を傾けるよう求めたい。
PKOで活躍している、中村医師と伊勢崎さんのご意見。
地方紙の社説。
安倍首相の集団的自衛権は反対しています。
安倍首相の手法は、本当に無理筋ですし、フェアでありません。
子どもの学級会でこのような態度をとったら、つまはじきです。
安倍首相には、子どもにもきちっと理解されるような政権運営を願いたいものです。
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