本日(8日)、東京新聞で拾った、マハティール前マレーシア首相の言葉。
■今回のパンデミックは人類に対して、戦争に背を向けるように迫っている。 戦いをしている時間はない。
■日本は第二次大戦後、憲法によって戦争を放棄した。しかし、いま米国に言われるがまま、戦争放棄の原則(憲法第九条)を変えようとしている。日本政府は米政権のコピーのように見える。米国への追従は米国が引き起こす問題への加担を意味する。戦争をちらすかせ、他国を脅す米国の政策は時に有害だ。戦争が国家間の紛争の解決になるとは思えない。紛争は交渉や仲裁、裁判を通じて解決されるべきだ。
そして、『仏説無量寿経』から拾った言葉。
◆(仏説無量寿経・下巻の言葉)仏の遊履したまうところの国邑丘聚、化を蒙らざるはなし。天下和順し日月清明にして、風雨時をもってし災厲起こらず。国豊かに民安し。兵戈用いることなし。徳を崇め仁を興し、務礼譲を修す。
◆(浄土真宗聖典(註釈版)現代語訳)
仏が歩み行かれるところは、国も町も村も、その教えに導かれないところはない。そのため世の中は平和に治まり、太陽も月も明るく輝き、風もほどよく吹き、雨もよい時に降り、災害や疫病などもおこらず、国は豊かになり、民衆は平穏に暮し、武器をとって争うこともなくなる。人々は徳を尊び、思いやりの心を持ち、あつく礼儀を重んじ、互いに譲りあうのである 。
南无阿彌陀佛