桂望実の「我慢ならない女」読んだ。この人の作品を読むのは「諦めない女」についで2冊目。売れない作家の樺山ひろ江と、姪の岩淵明子が二人三脚で売れっ子作家になるまでの紆余曲折を描いた作品。
ひろ江の偏屈ぶりと、マネージャー役を務める明子の献身ぶり。ちょっと暗めで何とも評価しにくい作品だが、作家人生とは浮き沈みが激しい職業と実感。それは俳優稼業にも言えることだが・・・。売れっ子作家になれば出版社は手のひらを返したように寄ってくる。売れなくなれば過去の作家として見向きもされなくなる。どの世界でも同じだが、一寸先は闇。
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ワープロで明子が清書しているということは昭和末期~平成の始め頃?
昨日は実家でテレワーク。朝から時おり雨が降る曇天。典型的な梅雨空。この季節は憂鬱だ。ノーランディー。
昨日のマリーンズ、先週金曜日に雨天コールドとなった代替試合の楽天戦。結果は8対1で圧勝で3連勝。外国人3人のホームラン攻勢で大量リード。ケガから復活のエチェバリアがファインプレー2つとホームランで大活躍。先発投手が今、マリーンズで一番の安定感のある岩下と、ほとんど実績のない西口。楽天ファンには申し訳ないが、勝てる可能性大の試合だった。先週の金曜日、雨天中止になったが、金曜日に先発予定だった則本がスライドで土曜日に投げていたら別の流れになっていたかもしれない。
今日からソフトバンク戦。ソフトバンクの先発はケガから復帰の千賀。一流投手をどう攻略するか、興味津々。