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ピストンのダメージが酷かったようで、オーナーさんから腰下の点検を含めた整備依頼をいただいた。
ダメージに関するお話を聞く限り、なにかハッキリとした原因を発見したい。
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発電系のプレートを外したら、オイルシールの劣化は確認できたけど、今回の問題との関連性は少ないと思う。
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やはりオイルポンプが怪しい?
って言うか、ものすごく怪しかった・・・
最小ストロークは0.2mmだったので調整限界には達していなかった。
ところがプーリーを回していっても、ストロークがあまり増えていかない?
こんなことってあるんだろうか?
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あれ?
なんとなくオイルシールの位置がおかしい気がする?
本来だったら、もっと奥に収まっていなければならない。
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治具で押し込んだら「コクっ!」って奥に収まった。
う~ん
これは初めての経験だなぁ
このオイルシールの位置が、プランジャーのストロークを制限してたんだね。
オイルシールを押し込んだ状態で、仮組みしていたら正常にストロークするようになってくれた!
最大ストロークは規定より0.1mm大きかったが、最終的な判断は全てのオイルシールを交換してからだね。
さて、クランク周りのオイルシールを抜いて、ベアリング周りの動作確認をしてみるか!