
昨日預かってきたHS1青4に試乗してみた。
この子は、2010年8月に納車したので、5年が経過している。
もともと僕が実験的に組み上げたエンジンを搭載した車両で、ツーリングにも使ってテストを繰り返していた。

39ミリのピストンを組み込んで、103ccにアップされたエンジン!
YL1やLS2に比べると5ccだけ排気量が大きいことになる。
LS2に乗ったことがないので、比較することはできないけど、HS1よりトルクがあって走りやすい。
そしてHS1の面白さも残っている?
自分的にものすごく気に入っているんだけど、ピストン加工に費用がかかりすぎるので量産することが困難だった。
ある意味「幻のHS1?」・・・なんつて
基本的に、乗りっぱなし状態だったとのことで、基本的な点検とキャブレターやオイルポンプの確認を行う。

まずはキャブレターのクリーニング作業から開始した。

と言っても、フューエルタンク内の錆びは完全に綺麗にした状態だったので、キャブレターも汚れは少なかった。
ただ、右側フロートに水分が原因と思われる軽い腐食があった。
穴が開くほどではなさそうなので、再使用しても問題はないだろう。

残念ながらオイルポンプからは、オイルが漏れていた。

スタータープレートの中心部分に漏れが集中している感じなので、「栓」が原因なのかもしれない。
確かに、5年前だと「栓」の存在には気がついていなかったもんね。

せっかくなので、2台を並べて写真撮影!
YH0008