先週の水曜日、縁あってヒナタノオトさんのワークショップ
「第2回こぎん刺し教室」に参加させていただきました。
私が「こぎん刺し」というものを知ったのは、稲垣早苗さんの著作
『手しごとを結ぶ庭』からです。津軽の内山順子さんという方をご紹介されていました。
本文の中から、こぎんについての説明を引用させていただきます。
津軽地方で女性たちの手によって刺され続けてきたこぎん刺し。
庶民の布であった麻生地を少しでも温かくして寒さをしのぐために、
農閑期の仕事として一針一針刺されていったもの。
そのひたすら根気の要る仕事の中に、文様が生み出されていった。
その後、ヒナタノオトで、針の森さんの作品を何度も見ては、んー実に細かい
緻密な模様なのに、どこかおおらかで優しい感じするのはなぜ?と思っていたものでした。
まさか、そんなこぎん刺しを、私がする機会があるとは!
先生は、針の森の狩野先生です。
始まる前に、狩野先生の作品と、サンプル帳を見せていただきました。
津軽こぎんは、麻布の経糸を奇数目で拾ってすくって、模様を描きだしていくのですが、
どれを見ても、まるで織物のようで、とても一針一針、
刺していったものとは思えませんでした。
さてこの日、私たちが刺したのは「豆こ」という柄です。
6名の参加者の中で、最も進みが遅かったのは言わずもがなの私です。
理解の遅さと、やり直しの多さでは誰にも負けませんでした(泣)。
水曜日の時点ではこれだけでしたが‥
今はここまで進みましたー。
(先生、これ以上近づいたり、はじっこの方までは見ないでくださいね・笑)
この日は、翌日からヒナタノオトさんで販売されるA-miuさんのクッキーが
納品されてきました。
一足お先に、おみやげに買って帰ることができて、とてもラッキー♪
迷いに迷って選んだのは「キャラメルアーモンド」です。
ぱきっと口の中で割れたと同時にとてもよいキャラメルの香りが広がりました。
生地の「味」と心地よい「堅さ」が癖になりそう…というか、もっと食べたーい!
パッケージもかわいいです。タグはもちろん娘のコレクション行きです。
ヒナタノオトさんにまだ、クッキー残っているんでしょうか…
そうそう。
こぎん教室の最後に、おやつがありました。まつかぜというお菓子です。
手作りお味噌が使われていました。とってもおいしかったです。
どなたが作ったのかとか、どのようにとか、せめて写真を撮っておくとか
すればよかったのに、ぱくぱくと、ただぱくぱくと食べてしまいました。