6月8日のログに、アーヴィングの本は長過ぎて、なかなか
終わりが見えてこない‥下巻に行けば加速度的におもしろくなることは
(経験上)わかっているので、今は惰性で読んでいる‥みたいなことを
書きましたが。
そのアーヴィングの長い長い物語、下巻の残り半分まできてしまいました。
今朝、ふと、もうすぐ読み終わるということを意識したのですが、
この1カ月くらいずっとジャック・バーンズの世界に浸っていたので、
この本を読み終わってしまったら、どうしたらよいのか、と不安になりました。
たくさんたくさん、読みたい本はあるはずで、手帳にだって、書き写した
ままになっているのが何冊もあるのに、次の本が、手元にないとなんか心配
なのと、この1カ月、慣れ親しんだセカイから、戻ってきてしまうのが、心配
なのだと思います。 (心配×心配=不安)
それにしても、アーヴィングという作家の頭の中はどうなっているのでしょう?
どんでもないところに、話がふられ、あの後あの場面はどうなったの、と
思っていると、ちゃんと、5年後の場面からだって、「あの後」がごく自然に
語られていくのですから。
Until I Find You また会う日まで。
そうなんだーそういう意味を持っていたのか、というところまでやってきましたが
(下巻の残り半分くらい)
この後の半分で、またまた違う意味合いが出てくるかもしれませんね。
最後まで油断はできませんから。