先週金曜日は2学期最後の「読み聞かせ」でした。
私の担当は2年生のクラス。
シーズン的に、クリスマス絵本の登場です。
最初に読んだのはこちら。
毎年誰かしらはどこかのクラスで読んでいると思うのですが、
自分自身はクラスで読むのは初めてでした。
教室で読むのには、すこし絵が小さくて見ずらいかなーと
思うページもありますが、「繰り返し」でお話が進んでいくところに
気がつくと、楽しいかなーと思ったので、読んでみました。
表紙にもあるように、もみの木が大きすぎて天井につかえてしまうの
ですよ。このままだと、てっぺんにお星さまも飾れないし。
下の土台の部分で調節するのではなくて、上を思い切りよく
ちょきんと切ってしまうところがおもしろいですよね。
途中から、人間のおうちだけでなく、くまの家や、きつねの家、
うさぎの家の暖炉の上、そして最後にはねずみの家へ‥と
捨てられることなく、もみの木が辿り着いたことを確認して
お話は終わります。
もう1冊は、はじめ『ちいさなろば』を読もうかな、と思って
練習していたのですが、2冊とも同じくらいの長さになってしまうので
少し飽きてしまう子もいるかもと思い、定番中の定番のこの絵本に
決めました。
「次の絵本は、みなさまご存知の、ぐりとぐらです」と
言いながら、本をだしたら、わあーと歓声があがりました。
「知ってる、知ってる」という声と一緒に。
知っていても、読んでもらったことがあっても、「2年生の教室で
2年生のお友達と一緒に聞く、ぐりとぐらを楽しんでくださいね」と
言ったら、ん?どういう意味?って顔をしている子が大勢いました。
今はわからなくても、そういう時があったってこと、いつか思い出す時が
くるかもしれないよ、と、ココロの中だけで答えましたけど。
それにしても、このはなし、私ほんとうに好きだなーと思います。
ながぐつの跡を見つけた時に「おとしあなかな?」と言うところも、
足跡をつけていって、「あれあれ」と自分たちの家の前に着いてしまって
すごーく驚くところも。
もう家では、読むことはまったくないので、教室で、2年生と一緒に
楽しませてもらえる機会をいただけて、しあわせだなーと思っています。