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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

おおきいツリー ちいさいツリー他

2013-12-16 16:15:31 | ひらきよみ(読み聞かせ)

先週金曜日は2学期最後の「読み聞かせ」でした。
私の担当は2年生のクラス。
シーズン的に、クリスマス絵本の登場です。

最初に読んだのはこちら。



毎年誰かしらはどこかのクラスで読んでいると思うのですが、
自分自身はクラスで読むのは初めてでした。

教室で読むのには、すこし絵が小さくて見ずらいかなーと
思うページもありますが、「繰り返し」でお話が進んでいくところに
気がつくと、楽しいかなーと思ったので、読んでみました。

表紙にもあるように、もみの木が大きすぎて天井につかえてしまうの
ですよ。このままだと、てっぺんにお星さまも飾れないし。
下の土台の部分で調節するのではなくて、上を思い切りよく
ちょきんと切ってしまうところがおもしろいですよね。

途中から、人間のおうちだけでなく、くまの家や、きつねの家、
うさぎの家の暖炉の上、そして最後にはねずみの家へ‥と
捨てられることなく、もみの木が辿り着いたことを確認して
お話は終わります。


もう1冊は、はじめ『ちいさなろば』を読もうかな、と思って
練習していたのですが、2冊とも同じくらいの長さになってしまうので
少し飽きてしまう子もいるかもと思い、定番中の定番のこの絵本に
決めました。



「次の絵本は、みなさまご存知の、ぐりとぐらです」と
言いながら、本をだしたら、わあーと歓声があがりました。
「知ってる、知ってる」という声と一緒に。

知っていても、読んでもらったことがあっても、「2年生の教室で
2年生のお友達と一緒に聞く、ぐりとぐらを楽しんでくださいね」と
言ったら、ん?どういう意味?って顔をしている子が大勢いました。
今はわからなくても、そういう時があったってこと、いつか思い出す時が
くるかもしれないよ、と、ココロの中だけで答えましたけど。

それにしても、このはなし、私ほんとうに好きだなーと思います。
ながぐつの跡を見つけた時に「おとしあなかな?」と言うところも、
足跡をつけていって、「あれあれ」と自分たちの家の前に着いてしまって
すごーく驚くところも。

もう家では、読むことはまったくないので、教室で、2年生と一緒に
楽しませてもらえる機会をいただけて、しあわせだなーと思っています。



コメント (2)
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