今年初めての読み聞かせは、4月の最後の週に、1年生のクラスでした。
選んだのはこの2冊。
ゆかいなかえる そらいろのたね
どちらの本も、「読み聞かせ」としては初挑戦の本でした。っていうか、
まだ「読み聞かせボランティア」を始めてから日にちが浅いので、たいていの本が
大勢の前で読むはじめての本なんですが。
「かえる」の方は、春に1年生のクラスがまわってきたら、ぜひ読みたいなあと
思っていました。
自由に泳ぎ、遊ぶかえるたちが、なんか1年生の姿と重なって‥。ちょっとうすのろで
意地悪な感じに描かれている、亀の甲羅の上にかえるたちが乗ってしまう場面も
おもしろいし。(亀はまったく気がつかないし)
「そらいろのたね」は、家では何度読んだことでしょう‥。
なんといっても好きな場面は、たねから芽生えたそらいろの家が、ページを
繰るごとに大きくなっていき、中に入れる動物たちがしだいに大きくなって、
数も増えていくところ。
掲載した写真のページには、ぐりとぐらもいるし、こぐまのこぐちゃんだって、
赤いバケツをちゃんと持って来ています。
1年生のクラスでこの本を見せたら、半分以上の子が「知ってる、知ってる!」と
言ってくれて‥、でもちょっと驚いたのは「見たことない」という子も5,6人は
いたかなあ。クラス中の子が必ず1度は見たり、読んでもらったりしているはずだと
思っていたので。
実際に読み始めてみると‥、1年生の真剣さというか、言葉は悪いけど、食いつきの
よさを感じました。
みんなひよこになったり、ブタになったり、ゆうじくんのともだちになって、
実際に家に入って来ているような気分になっていたんじゃないかな。読んでいる私も、
「一体感」を覚えました。
きつねがやって来て、それはぼくのたねだったんだからみんな家から出て行って、
とい場面。
それはだめだよって、小さくつぶやく声も聞こえ、もうすぐ、次の次のページで
このお話はおしまいで、家もなくなってしまうんだよ、ごめんね、という気持ちで
最後のページまで行きました。
自分の娘に読んであげている時、それはそれですごく楽しい時間だったけれど、
小学校での「読み聞かせ」は、クラスがひとつになったように思う(自分だけなのかも
しれませんが)時間が訪れる時もあるし、臨場感みたいなものも味わえるし、
癖になってしまいます。
コメント&TBありがとうございました。
そらいろのたね、ほんとうに子供達はこの絵本が大好きですよね。
一年生の子供達が乗り出して食い入るように読み聞かせを聞いている姿が目に浮かぶようです・・・
ボランティアの小学生への読み聞かせ、ステキなお仕事ですね・・・
自分の子供一人を相手に読み聞かせるだけでも子供の反応って楽しみなのに、相手がたくさんいるといろんな反応が返って来て、読むほうもとても楽しそう♪
どんな本を読んであげようか・・・と選ぶのもまた楽しいでしょうね!
読み聞かせの記事楽しみにしています。
私がやっている「読み聞かせ」は、娘の小学校の、学校図書館ボランティアの一環で、はじめたのはちょうど去年の9月から。まだまだ「駆け出し、勉強中」です。
でも、大勢で1冊の本を「共有できた」と感じる瞬間は、たまらなくいいものです。そして、本選びも、ご指摘の通り、楽しい作業です。
2学期になってまた「お当番」がはじまりましたら、記事として残しておこうと思います。
先日はご訪問&TBありがとうございました♪
「そらいろのたね」ホント楽しくてステキな絵本ですよね}
私はまだたった二回しか読み聞かせしてないんです。まだ、楽しむ余裕がなくて…。rucaさんは読み聞かせの先輩ですね。これからもこちらに来させていただきたいと思います。よかったら色々とアドバイスをお願いします
ところで、gooブログなんですね私もお弁当のブログはgooなので、なんだか親近感を覚えます
>読み聞かせの先輩
とんでもないです。まだまだアドバイスできるものなど持ち合わせていませんが、絵本を読むことが好き、という気持ちなら溢れるほどありますので、共有していただけたら嬉しいです。
また、遊びに伺います。
読み聞かせの様子、とてもよく伝わってきます。
いいですねぇ。私もまた小学校で読みたいです。
こういうシンプルで、でも感情移入しやすい絵本は
とても貴重ですよね。
駄文ですがTBさせていただきます。
『そらいろのたね』。ずっとずっと前に読んだ時には、そのおもしろさがあまりわからなかった時もありました。
でも、時間をおいて、また読んでみたりすると(特に声に出して読んでみると)なんだか急に、すごくおもしろく思えたのです。「感情移入」となんか関係あるのかな?と思ってみたり。
きつねの気持ちもね、なんとなくわかるんですよね。
だから、二度続けて同じ言葉をいうところが、なんか好きなのかなと思います