バラの葉っぱにおんぶバッタ。虫の世界は繁殖の季節です。
落盤事故からの救出を、テレビ中継で見ました。
世界中のメディアが集まり、いたるところで見も知らない炭鉱夫の無事を祈る人がいて、こういうことがあると、「人は人を助けたい」と思っているんだと実感します。
喜び合う人々の中に、自分の父親や、息子、兄弟、友人の姿を見ていた人も多いのではないでしょうか?
地震や津波、大規模な事故の時、今や世界中から救いの手が差し伸べられます。
1人の命の生還も固唾を呑んで見守り、我がことのように喜びます。
一方で、子どもたちが、壁一枚隔てた向こうで亡くなっています。その壁が、家であろうと、都道府県であろうと、国境であろうと、世界中が手を差し伸べた一大救出で、そんな壁は関係ない。
命を救うためにどんな困難でも、力を合わせて乗り越える偉大な力が私達、人類にはあると。
テレビに映るどんなドラマより美しいシーンを見ておもいました。
世界はもっと美しくなれる。こういう力の使い方を、みんながすれば、きっと。