音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

集中

2010-10-06 20:55:05 | レクチャー、マスタークラス

むかご(零余子)をご飯に入れて炊くと、おいしいむかごご飯になります。ヤマノイモの実だと思っていましたが、実ではなくて栄養繁殖器官だそうです。生物でいうところの細胞分裂のような感じ?オニユリや、ノビルなど、この方法で繁殖する器官はすべてムカゴと言うそうです。・・・知らなかった。

S先生のレッスンでした。
エラルトのエチュード14,15。
フラッタータンギングの低音を吹く時には、マウスピースを少し外に向けて、吹いたほうが音が鳴りやすい。音が上昇するにつけ、唇の端を少し引き、しかし、唇の真中は柔らかく、息を多めに吹き込むと良いそうです。
普段の練習にフラッタータンギングをいれると、舌や唇を柔らかく動かせるようになるので、ぜひ取り入れましょう。ということです。

テレマンの3番。
自分の音を聴いているつもりで、楽譜を読んでいると、ほとんど聴けていない場合が多いです。長い音符だけでも目を瞑って、聴きながら吹いてみると、その違いがわかります。

「演奏を聴いていると、このテレマンの世界が浮かんでくるのではなくて、楽譜がうかんでくるよ。楽しんで吹いてる?」いえ、必死でした。

長い時間練習しても、成果が上がらないことがあります。スポーツ選手では、一日ごとに休んだほうが、成果が上がるという調査もあるそうです。
先生は瞑想すると良いといいます。
空気を大地から吸い込むように、頭や足先から空気が入っているようにイメージし、また、それをゆっくりと吐く、と言うことを一日2分でもいいから、やってみると言いそうです。集中して練習しなさい。というと、途端にしかめっ面になって、緊張する人がおおいですが、それは、違うそうでうす。

「そうではなくて、練習しながらリラックスしていて、いくら吹いても疲れない状態。吹きながら、ずっと集中していて身体は楽。というようなことが出来る状態をいうんだよ。そのために練習の前に瞑想するといいよ。」

まだまだ精進精進。