音楽の喜び フルートとともに

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お琴

2010-10-13 20:09:31 | 音楽

実家の庭のオリーブの鉢植え。実がたくさんなって、今年は豊作です。
そのうちイタリア料理になってでてくるのかな?母の手料理が楽しみです。

編曲をしだすと、眠れません。昼間は時間があると練習なので、夜になってから楽譜作りです。やりだすと夢中になって、つい3時、4時。息子はお弁当を持って学校へ行くので、朝はちゃんと起きてお弁当を作ります。それが、4日。段々無理が利かなくなってきました。ほぼ完成。

お琴は5音階。47抜きと言われますが、実際は、それを基本にいろいろ変則があります。
押し手といって、弦を半分押すと半音上がり、下まで押すと1音上がります。全ての弦に押し手が使えるので、理屈から言うと、15音は使えます。
柱のそばを持って、揺らしたり、楽譜には表せないような、音も出てきます。

さわりや、すくい爪など、雑音を音として使うような奏法も、すでに古典の中で、駆使されています。

雑音の少ない音程の取りやすい、機能的な楽器を求める方向とともに、古い制限の多い楽器の中に私達は、やすらぎを感じます。

それは、一つの価値観の元に、トップを目指し競争したり、劣勢遺伝を防ぐために去勢したりした方向とは、別の価値観をその音の中に感じるからかもしれません。

文化の幅は、その社会の価値観の多様性を示すと思います。