音楽の喜び フルートとともに

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KY

2011-08-09 20:41:40 | 音楽

宗廟の道はどこの道も全部3本あって、左は王様、右は世継ぎの王子、真ん中は、神の通り道だそうです。厳粛な雰囲気の中、ここにいたこの鳥はカササギ。韓国では、鳴き声を聞くと縁起が良いそうです。我が、枚方には天の川伝説がありますが、牽牛と織姫を結ぶのはカササギの橋。ちゃんと地上に天野川もカササギ橋もあります。ご縁を感じてしまいました。



刺激があって、脳が反応するまでに何秒かかるでしょう?
おそらく0.何秒。
相手の表情を読み、出方を決める。
安全かどうか?空気を読む。
「KY」と言う言葉が生まれてからだいぶたちますが、空気を読むのは、その空気になじむ協調のため、社会性があるということです。

しかし、その空気が自分にとっていやな感じだったら?
その空気になじむか?変えようとするか?その場から去るか?
選択肢があるかどうか?が、それが自分の能力かどうか?わかる規準です。

演奏するとき、楽譜に忠実であるべきですが、実際には、コンマ何秒かの、有余が常にあります。その有余コンマ何秒をどう動くかが、演奏家の芸術センス。

このコンマ何秒かの自由のために、みんな地道を上げて練習するのです。

アンサンブルをするにしろ、無伴奏で演奏するにしろ「こうでなければならない。」と思った途端、演奏は死んでしまう。

これは簡単なことではない。特に、いつも口をつぐんで、自分の身の安全のためだけに空気を読んできたようなものにとっては、

空気を読むだけでは足りない。何かを提供できなくては。

まだまだ修行が必要です。