冬のうちの庭に一輪のバラ、ピエールドロンサール。
四季咲きですが、やはり真冬は花を咲かせないことが多いです。
一輪だけに命を集約するように、巻きがギュッしっかりしていて、色も濃いです。
今日は、クーラウディ。
持っているクーラウのフルート曲を引っ張り出して片端から吹いてみます。
クーラウはピアノのソナチネで有名ですが、フルートの曲もたくさん残しています。
ドイツで生まれましたが、後には、デンマークに移住し、オペラも残しています。
父も祖父もおじさんも軍隊のオーボエ吹きだったそうで、音域がかぶっているフルートは作曲しやすかったのかも、どれもフルートで演奏するのにとても自然な曲想です。
クーラウは後に「フルートのべートーベン」と呼ばれます。
クーラウ自身も、ベートーベンを敬愛していて、一度だけ会いましたが、どちらも飲んべえで夜が明けるまで飲み。
「冷やしなさい、生ぬるくなく」とクーラウの名前をもじって、ワインを歌った曲を帰りがけにベートーベンから贈られます。
フルートソロや、デュオ、トリオいろいろ残していますが、今日はピアノ伴奏曲。
op.63は前奏と変奏オペラオイリアンテの主題による
op.68ディベルティスマン4番と6番
op.71グランドソナタ
op.94少女のための8つの変奏
op.98前奏とロンド
op.101前奏と変奏ブリランテ
op.104スコットランド民謡による6つの変奏曲
どれも優雅で、美しいです。残りの楽譜も集めたい。
間で、昨日残った材料で、色紙雛を作りました。
千代紙の色柄の合わせの妙が、より出る折り方を試してみました。
3枚重ねて、上から大中小と千代紙の大きさを変えて切り、3枚を糊付けしてからおりました。
どうかしら?