明日の準備OK。
フルートの用意も完了しました。
それから、この楽器たち。
オーケストラの中に入っている楽器だけが、楽器ではありません。
世界中の人達が、そこにあるものを使って楽器を作り音楽を楽しんでいます。
ヤギの皮や、木の枝、実、豆、ベッドのコイル、スプリング、アルミ缶、プラ板、ピアノ線。
音も、ドレミだけではありません。
ちょっこと外れたものも、ご愛嬌。
音程を、わざと途中で変化させるもの。
それから、ちょこっと濁った音、わざと濁らせるんですよ。
純粋な音、雑音の少ない綺麗な音をめざしてきませんでしたか?
それもいいのです。
ただ、こういう楽器を演奏してみると、世界は、いろんな人がいて、いろんな好みがあるように、音楽も様々で、どれが上等で、どれが下等だなんて、言えないということがわかるのです。
私はクラッシックが好きですが、そのこととこういう音楽が対立しているわけではありません。
世界の人が自分達の気に入った音楽を愛し、楽しむ。
そういうことを子どもたちに、そのことを伝えたくて、こんなワークをしています。
クイズをして、最後にはこの楽器をつかってピアノも一緒に合奏します。
世界中の人が、全く違う国や文化のもとに生まれた楽器ですが、きっと素晴らしい体験を子どもたちにもたらすと思います。
明日が楽しみです。