音楽の喜び フルートとともに

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ごしきひわ

2021-09-05 22:00:43 | バロック
いいお天気。
気温は落ち着いて来ましたが湿度高めです。
積乱雲が重なっていました。
里山で、網をふる人が写っていますが、遠すぎてわかりません。

私は足元の

ニラの花を撮っていました。
かわいいです。

栗も大きくなって来ました。

イヌタデも目立っていました。
暑いですが、秋の気配。

ヌスビトハギも、もう咲いていました。
ヴィヴァルディの四季の「秋」は秋の曲ですが、みんな知っているでしょう?

ヴィヴァルディの「ごしきひわ」の二楽章。ちょっと秋っぽい。

ごしきひわはヨーロッパ原産。愛玩鳥として古くから飼われていました。

キリスト教では、固いあざみの実を食べることで、キリストの受難の象徴とされています。

ヨハンが持っているのがごしきひわです。
ここまで書いてなんですが…。
あざみの実は


固い?

瑠璃玉あざみは固いっぽいけど…。

瑠璃玉あざみの花、きれい。

この伝説の元はこっちの気がします。
フラーズチーゼル。
マツムシソウ科ラシャカキソウといってカシミヤウールをこの固い実で掻いて起毛させて柔らかい風合いを出したそうです。
この事をあざみ起毛と言って長く広くあざみと間違われていたそう。

あざみはthistle
チーゼルはteasel
で、混乱してしまったようです。
でもきっとヴィヴァルディは小さくてきれいな色の鳥が、固い実を食べるなんて健気で強いと信じてこの曲を書いた気がする。その事が大事。