音楽の喜び フルートとともに

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エドガー アラン ポーと音楽

2021-09-23 21:51:49 | 近代
琵琶湖湖畔に咲いていたイモカタバミ。
ピンクが多いですが、白からピンクまでグラデーションであります。

同じところに咲いていましたが、こちらはピンクよりのピンク。


エドガー アラン ポー(1809-1849年)

はボストンに生まれた小説家ですが、音楽に深い関係があります。

「アッシャー家の崩壊」の中で、神経に触るのでハープくらいしか我慢できない。と書いているのを覚えています。

ドビュッシー(1862-1918年)

がポーの「アッシャー家の崩壊」「鐘楼の悪魔」のオペラ製作を目論んでいました。
「鐘楼の悪魔」は完成はしませんでしたが、三ページのスケッチが残っています。

ドビュッシーが書きあぐねている間にフローラン シュミット(1870-1958年)が「交響的エチュード幽霊宮殿」
アンドレ カプレ(1878-1925年)が弦楽オーケストラとハープのための「赤死病の仮面」を書いています。

結局、1場と2場の途中まで未完に終わっています。
後半をジュアン アジェンド プリンやロバート オーレッジが補筆してドビュッシーの死後に出版しています。

他にも
アンリエット ルニエ(1875-1956年)


は女性で音楽家として成功した初めての人でドビュッシーの「神聖な舞曲と世俗的な舞曲」の初演者ですが、彼女が1904年、ポーの「告げ口心臓」を元に「幻想的バラード」を書いています。