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ハンニバルの孫娘サランボーの苦悩

2022-10-26 09:08:00 | 近代
今日はギターの本庄さんが合わせに来てくれました。

ソルのファンタジーop54をやります。

11月12日(土)13:00〜夙川公民館ホール
西宮ギター練習会第19回コンサートで演奏します。
岡山さんとドボルザークのソナチネop100も演奏します。
ぜひおいでください。

エリック サティ(1866-1925年)
フランス帝国オンフルール生まれ、フランス共和国パリ没

1888年、ジムノペディ第一番は作曲。
パリ音楽院在学中に書きました。
ジムノペディという名前はギリシャ時代の青少年がおこなったアポロやバッカスを称える祭祀の「ギュムノパイディア」を、描いた古代ギリシャの壺から取りました。


また、ギュスターヴ フローベル(1821-1880年)

の「サランボー」

アドリアン・タヌー「サランボー」1921年
ハンニバルの孫娘サランボーは敵将のマトーを誘惑し、神殿の聖布を取り返します。

ミュシャ「サランボー」1826年
マトーが捕らえられ儀式の生贄にされると、その姿をみて、煩悶のうちに死ぬという小説からインスピレーションを、得たと言われています。

ピアノ独奏曲で3番からなっています。
  • 第1番「ゆっくりと苦しみをもって」 (Lent et douloureux)
  • 第2番「ゆっくりと悲しさをこめて」 (Lent et triste)
  • 第3番「ゆっくりと厳粛に」 (Lent et grave)

となっています。

癒やしの音楽として、人気がありますが、サティの意図は少し違っていたかも。