今日は梅田で伊藤公一先生のマスタークラスでした。
2年間コロナでお休みでしたが、1月に再開。また、おやすみでようやく9月に復活したかと思ったら、私が怪我でお休み。
ようやく再開です。
ひさしぶりに背筋シャッキリ!
巨匠にはまだまだ遠いけれど、基礎からしっかり頑張ります。
先生が出演されるコンサートチケット頂いてきました。
ローナ マギーさんのフルートリサイタル ピアニスト石橋尚子さん
12月13日(水)19:00開演京都コンサートホール アンサンブルホール ムラタ
先生はドップラーの「リゴレット幻想曲op38」をローナさんと石橋先生と演奏されます。
ローナさんのコンサートも3年ぶり。ベネットのお弟子で、美しい音!
今から楽しみです。
前回のドッブラーのベッリーニのオペラ「夢遊病の女」によるバラフレーズで共演されたときの動画がありましたのでご紹介します。
ヴェンツェンツィオ ベッリーニ(1801-1835年)シチリア王国カターニア生まれ、フランス王国パリ没
祖父は作曲家、父は合唱指揮者でオルガニスト。11人兄弟の第一子として生まれます。
ナポリ王国サン セバスティアーノ音楽院に学び、在学中に20以上の宗教音楽、6つの交響曲を作曲します。
1825年オペラの作曲を始めます。好評でサンカルロ劇場の支配人の目に留まり、作曲を依頼されます。
成功し、名門ミラノ スカラ座に依頼を受けオペラ「海賊」で大成功しました。
1831年「夢遊病の女」を発表すると、これも大好評。
しかしベッリーニは勉強不足を痛感し学びなおします。
1833年パリに移住。「清教徒」を作曲。大成功を収めますが、その年の9月に33歳で亡くなります。
オペラ「夢遊病の女」
ジェニー リンドの演じるアミーナ
は1831年ミラノカルカーニ劇場で初演されました。
は1831年ミラノカルカーニ劇場で初演されました。
アミーナとエルヴィーノは婚約者でエルヴィーノは彼女に指輪を送り、村人たちに婚約を祝福されています。
村にやってきた領主ロドルフォ伯爵は「この村には幽霊がでるから、夜は家にいなくてはいけない。」と言われ、早々に宿に入ります。
夜になって、ロドルフォ伯爵の宿にアミーナが突然入ってきます。
彼は驚きながらも、彼女が夢遊病で幽霊とは彼女のことだと気づきます。
伯爵は彼女を驚かせないように、外に出ます。
アミーナはそのまま伯爵のベッドで寝てしまいます。
そこに、村人たちがは伯爵に挨拶に来て、アミーナを見てしまいます。
目覚めたアミーナは混乱します。
そこへエルヴィーノがやってきて浮気したと思い込み婚約破棄を宣言して去り、アミーナは気絶します。
エルヴィーノは傷ついて、他の女性と結婚しようとします。
ロドルフォ伯爵は理由を説明してとめますが、証拠を見せろと信じません。
そこに水車小屋の屋根裏の窓から眠ったままのアミーナが出てきて、橋を渡り、エルヴィーノのために祈ります。
1899年眠ったまま橋を渡るアミーナ
エルヴィーノは目をさましたアミーナに謝り、アミーナはまた喜びに満ちます。
長くオーストリアやドイツが音楽文化の中心とされていたのであまり有名ではありませんが、イタリアでは評価が高く、お札のリラは長くベッリーニでした。
バラフレーズの冒頭は
「おお、花よお前に会えるとは思えなかった」です。歌もご紹介させてください。