今日はギターの川原久美子さんと最終合わせ。
1877年チャイコフスキーとアントニーナ イヴァーノヴァ ミリューコヴア
明日光明寺お寺ライブ本番です。
ドイツの100年前のフルートも使います。
午前中やって、送りがてら、樟葉モールで軽くランチ。
10月になったら、いつものツリーハウスもハロウィンのお化けになっていました。
1875年雑誌「ヌーヴェリスト(ゴシップ好きあるいは短編小説家という意味)」に一年に渡って掲載された
ピョートル イリイチ チャイコフスキー(1840-1893年)
ロシア帝国ヴォトキンスク生まれ、ロシア帝国サンクトペテルブルク没
1877年チャイコフスキーとアントニーナ イヴァーノヴァ ミリューコヴア
の四季。
ピアノ曲を各月ごとに、当時流行の詩人の詩とともに作曲、掲載されました。
10月の曲は「秋の歌」
アレクセイ コンスタヴィッチ トルストイ(1817-1875年)が詩を書きました。
レフ トルストイの11歳年上の従兄で岩波文庫から「ドン・ジュアン」「白銀侯爵」
国書刊行会から「吸血鬼」「吸血鬼の家族」などを歴史ロマンやホラー小説を書いています。
Осень. Обсыпается весь наш бедный сад,
Листья пожелтелые по ветру летят;
Лишь вдали красуются, там на дне долин,
Кисти ярко-красные вянущих рябин.
Весело и горестно сердцу моему,
Молча твои рученьки грею я и жму,
В очи тебе глядючи, молча слёзы лью,
Не умею высказать, как тебя люблю.
秋。
(黄色の木の葉が落ちて)庭全体に振りまかれ
私たちの庭はすっかり淋しくなってしまった。
木の葉は風を受けて宙(そら)に舞い、黄金色(こがねいろ)に輝く。
その姿は、あたかも、遠く谷の底で、鮮やかな赤色の筆で描かれたかのようだった
そして今は、色あせつつあるナナカマドの実の赤色に、
(その黄金色(こがねいろ)の鮮やかさを)
見せびらかし、誇っているかのようだ。
私の心には、(あなたに会えた)喜びと(別れねばならない)悲しみがあり
(私は、)声もなく、あなたの小さな手を握り、温める。
静かに溢れでる涙を通して、あなたの目を見つめながら
私は(私が)どんなに、あなたを愛しているかを
(こうして、見つめあい、手を握り温めることより確かに)
伝える言葉を持たない。
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