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土曜日は、西宮ギター練習会でした。
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ギターの高井康文さんとピアソラの「アヴェ・マリア」 パガニーニの「アンダンテカンタービレ」 ヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ」を演奏しました。
久しぶりに座って吹きました。
今回は岡山から加藤丈晴さんが来てミニコンサートをしてくれました。
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レゴンティを初めて聞きましたが、いい曲でした。素晴らしい演奏でした!
フランツ シューベルト(1797-1828年)神聖ローマ帝国オーストリア大公国リヒテンタール生まれ、オーストリア帝国ウィーン没
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1875年ヴィルヘルム・アウグスト・リーダー画
1828年夏、シューベルト31歳は弦楽五重奏ハ長調D.956をかきました。
この年の11月19日亡くなったので、最晩年の曲と言われています。
初演はシューベルト没後の1850年。
楽譜出版は1853年になってからです。
最高峰と言われたり(ヴィドゲンシュタイン)しますが、この曲の特徴はその編成にあります。
ヴァイオリン 2
ヴィオラ 1
チェロ 2
どれだけ珍しいかというと、古典派からロマン派の中では弦楽五重奏自体多くありません。
その中で有名な五重奏は
ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームスドボルザーク、ブルックナーが書いていますが、ほとんど
ヴァイオリン2
ヴィオラ 2
チェロ 1
で書かれています。
ボッケリーニは書いていますが、110曲もの弦楽五重奏を書いていて、自身はチェロ奏者でした。
ここで思い出すのが、シューベルトの家族は日曜に家族コンサートというものを開催していたことでした。
そこでは、第一ヴァイオリンを次男フェルディナンド
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フェルディナント・シューベルト (1794-1859)
第二ヴァイオリンを長男のイグナーツ
第二ヴァイオリンを長男のイグナーツ
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イグナツ・シューベルト (1785-1844)
シューベルト自身はヴィオラを弾き、
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ヴィルヘルム・アウグスト・リーダー(ドイツ語版)によって描かれたシューベルトの肖像画(1825年
父フランツ
父フランツ
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がチェロを担当していました。
成長してからのシューベルトは度々父のチェロがうまくないと口にしていました。
18歳、シューベルトはマティエガの曲(フルート、ヴィオラ、ギタートリオ)を編曲。チェロを入れて四重奏にします。
第三楽章(チェロの旋律で始まります。)と父のためにチェロをつけたしました。
この曲のチェロパートの充実度合い…やり過ぎ?チェロなのにヴァイオリンのような動き、チェロのカデンツァもあり、これを見るとシューベルトのチェロという楽器への期待と偏愛を感じます。
この傾向が最晩年の弦楽五重奏に炸裂。弦楽五重奏に低音楽器チェロ2台の充実を入れ込んだのかも…。
この曲、チェロを中心に聴くのがおもしろいと思います。
弦楽五重奏曲になると、コンサートで取り上げられことがグッと減りますね。弦楽四重奏団は常設でたくさんあるので、弦楽四重奏曲はコンサートでもプログラムに出ていますが、五重奏曲だとあとひとり入れないといけないのが、大変なのでしょう。
五重奏は少ないのです。
声楽もソプラノ、アルト、テノール、バスと四声が基本。
曲を書きやすいのでしょうね。