音楽の喜び フルートとともに

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ドンジョンのナイチンゲール

2009-04-20 20:30:51 | ロマン派

植物園で、撮った山野草のコーナー。派手な花はありませんが、心に残るかわいらしさです。

ヨハネス・ドンジョン(1839年~1912年)作曲 
ナイチンゲール」は小鳥のさえずりを真似た動きがおもしろい曲です。
ナイチンゲールは、スズメ目ヒタキ科の鳥で和名は サヨナキドリ (小夜啼鳥)といいます。東洋の鶯に当たるような鳥だと言う人もいます。鳴き声が美しいです。夜に鳴く鳥だといわれていますが、昼間にも鳴くそうです。

下記のサイトで鳴き声を聞くことができます。

http://www.nightingale-song.com/

ドンジョンは、リヨン生まれ、あまり多くはわかりませんが、パリオペラ座管弦楽団や、パリ音楽院管弦楽団主席フルート奏者として活躍していました。他にも、サロン・エチュード、アダージョノーブルなどの小品を残しています。

フォーレは6歳下、同じパリ音楽院で働いていました。パリ音楽院管弦楽団で、タファネル(1944~1908年)は指揮者でフルート科の教授。1919年からはゴーベールが指揮者になっています。1832年がベーム式フルートが発表された年。そのフルートの魅力に取り付かれた人たちがパリの音楽院に集まっていました。ドンジョンもそのような現代のフルートの隆盛に一役買った作曲家でもあり、演奏家でもあったのだと思います。


蜂の巣

2009-04-19 20:53:37 | 日記

春になると、花だけではなく、他のものも花盛り。我が家の物干しにあしなが蜂の巣ができました。よく見ると穴の奥にちいさな白い卵があります。かわいそうですが、とって処分しました。
昨年はこの3倍くらいに育って、夫が干し上がったズボンをはいた途端、3箇所刺されました。
巣を成虫ごと袋で包んで殺虫剤をかけて…大殺戮。ごめんなさい。
今年は小さなうち、でも命は命。人は罪深い。

うちの裏は、ずっと住宅街に残った小さな森でした。そこをつぶして家が15軒建って。

大きな榎の木があって、山百合が咲いて、紗雅の花が咲き、朝夕に淀川とねぐらを行き来する翡翠(カワセミ)、湧き水の沢に小さなサワガニ、ヤモリにトカゲ、マムシもいたりして。

最後の年には、榎の木に子どもの頭くらいのあしなが蜂の巣ができて、市役所の人が完全防備、宇宙服みたいな防護服でやってきて取ってくれました。
行き場がなくなって十数年も経った今も蜂は、毎年この辺に巣を作ります。

私達は、蛙や、虫、鳥、命の豊穣な土地の上にこの街が出来ているのを知っている最後の世代になるのかもしれません。
私の子どもの頃、両親は田舎の田んぼの真中の家を買いました。列島改造論真っ盛り、10年のうちに、田んぼは全て宅地と道路になりました。私は、道路の下の蛙の声が恋しい。家の下に緑の稲の葉揺れる田んぼを見てしまいます。
バランスってどうやってとるんだろう?今の子ども達は虫や蛙がいないのが当たり前の世界なのに。
人の心地よさや利便性だけを追及した世界の先にはなにがあるんだろう?
その中で人の命は輝くのでしょうか?

豊中シティマンドリンアンサンブル最終練習

2009-04-18 20:43:52 | コンサート

豊中シティマンドリンアンサンブル コンマスはマンドラのまきさん
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1stマンドリンimages
最後の練習日でした。
来週本番に向けて、合奏
大人になってからはじめられた方も多いと聞きましたが、音色が良いです。川口先生の音。
100の速さの1拍にトレモロが4回。多すぎず、少なすぎず。マンドリンという楽器が一番共鳴する。このトレモロで演奏すると、女性が歌っているような音が聴こえます。
多くの学生オーケストラの場合、トレモロが多く、その音を利用したのが藤掛さんや、大栗先生の楽曲で、それは日本独特のマンドリン音楽だと私は思います。

この楽団はアマチュアとはいえ、西洋音楽の伝統を受け継いだ音色を保っていると思います。
伝統は一夜にしてならず。普段の練習が推し量れます。

フルートはマンドリンに比べると大音量なので、せっかくの成果を吹き飛ばしてしまわないかと心配です。前回よりはうまくいっていたらしい。指揮の葛原さんが「今日は良かったよ。」といってくださって少し安心。ただ、褒められると、途端に緊張してミスってしまいました。褒められることに弱いんです。そんなはずないと自分で否定したり。ミスしたり、わかっていても止められない、困ったもんです。

できたら、終演まで、褒め言葉は取っておいて下さい
終わったら褒めるところはなかったりして…。

車で駅まで送迎して頂いたりして、助かりました。暖かい雰囲気の楽団で今日も楽しかったです。
楽団のみなさん、仲間に入れてくださって、ありがとうございました。本番も、この調子でがんばります

追記 大変な間違いをしていました。テノールの方のお名前を間違って紹介してしまいました。正しくは清原邦仁さんです。お詫びして訂正いたします。

演奏会は4月25日(土)アクア文化ホール詳細は下記のHPでご確認ください。ご来場お待ちしています。
http://homepage.mac.com/tcme/Menu1.html








平和の質をあげる

2009-04-17 20:13:20 | 哲学

平和です。
「平和な時ほど精進しなさい。」師と仰ぐ人に言われました。
確かに平和な時って、すぐサボったり、目の前の気持ち良さを失うことを怖れて、大切なことに眼をつぶってしまったり。

仲間同士で質を上げるために、批判しあったり、勉強したりするのって、よほど目的意識がしっかりしていないと難しいです。
批判ってもともと、的を得ていたり、いなかったりするもの。何を言われてもOKにしていないと、力を持っていてどこでもすぐに移動できる大人は、簡単に的を得ていないとか、相手の言い方が悪いとか、あの人はいつもそういう人だとか、相手の責任にできて、自分を成長させるための肥やしにはしなくなってしまいます。

本当は、その場で立場の弱い人、発言力のない人が一番良く知っています。痛みがあるから。力のある人は痛みがないから気づかない事もわかります。

師は言います。「その場で一番力のない人から学びなさい。子どもから学びなさい。」
音楽でも、教育でも、保育でも、あらゆる仕事場でそれができる人だけが学ぶことが多く、仕事の質を上げることができるのです。

平和のもとでが一番良い生き方が、良い仕事が出来る。これは真理ではない。真理にするのは私、真理であって欲しいと願うのは私。だから、私はもっと質を上げたい。耳をすませて。音楽も、人生も、仕事も。



ヒンデミットってなんだろう?

2009-04-16 20:45:57 | 音楽

近所の庭の牡丹が盛りです。立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花。そんな無茶な、誰のこと?
imagesimages
ヒンデミットStuckとバッハの交互演奏を実行。
重量感のあるパルティータのタンギングは、ヒンデミットのアクセント付きのスタッカートの演奏に向いているような気がします。サラバンドの音形はレガートの動き。

それでもこの曲8番のおもしろさがわからない。

そうだ、ヒンデミットのソナタを出してみよう。久しぶり。
タイトルの横に自分で、「シリアス 暗め」と書いています。
昔吹いた印象もそうでしたが、吹いてみると、そうでもない。1楽章はさわやかな暗さという感じ。3楽章は基本シリアスですが、結構お茶目。あっちへ飛んだりこっちへ飛んだりするウシガエルっていう感じ。
これなら、おもしろさがわかる気がする。

もう一度Stuck8番を吹いてみると、ああウシガエル。なんだか、ゾクゾクとする気持ち悪さと、はねまわリ変化する小気味よさと。
それから、ヒンデミットの豊かな発想と、思考の柔軟さと軽やかさが感じられるようになってきました。
これならわかる気がする。
柔らかな強さ。

Stuck1927年 ソナタ1936年

 


梅田でレッスン

2009-04-15 21:55:47 | 音楽

お初天神の八重桜と拝殿の屋根images御堂筋のいちょうも新芽images
喫茶ヴェローチェから見る土佐堀images市内も春の陽気。

今日のレッスンはフォーレmorcau de Concorurs 、ヒンデミット 8 stickeの 8、オタカ フルートコンチェルト一楽章。
フォーレはとにかく調性感覚。
スケールと、アルペジオをすること。アンブシュアの角度を中音の運指でE F F# Gの倍音で高音を出し、同じ音程で出せる位置にもってくること。あまり変えないで、自然に音程が安定する位置を探します。
音を作りこもうとしないで、客観的に聞こうとすること。
リズムを8分音符一拍か、16分音符で数えて正確に取るように練習すること。

ヒンデミットはやっぱり「あなたと対極だねぇ」と、「笑わないで演奏する曲。」
「ピカソの絵みたい、右の顔の隣に左向きの顔がくっついているでしょ。さっきこっち向いたと思ったら、すぐ違う面が始まる。」
「太い線でくっきり変化がわかりますね。くっきりはっきりって感じですか?」
「そうそう、ソナタはやったかな?」
「ずっと昔に」
「じゃあ、この曲集全部やってみるといいよ。バッハと交替でね。」
「バッハですか?」
「そう、いかめしいというか、ドイツ系というか。無伴奏のやつね」
「なるほど。」

オタカは演奏したきり、時間切れでしたが、吉田雅夫さんが、初演されたときのエピソードを聞きました。
2週間で演奏会だったそうです。さらう時間がなくて、タクシーの中でまでさらって、本番。
とてもin tempoでは、演奏できなくて、ゆっくりと演奏されたそうです。
「それが、よかってねぇ。日本の曲はゆっくり演奏した方がいいのよ。」
なるほど。達人はどんな状況でも音楽にする。というお話。
「音楽ってなんだろうね?どんなに正確に吹けても、全く感動しない、涙の一つも出ない演奏もあるけど、テンポが違っていても、涙が止まらない演奏もある。そのことがなんだかわかってきたよ。」
先生は嬉しそうに笑っています。
「それがなんだって言うのはね、これからわかるようになるよ。うふふふ」
先生は本当に嬉しそう。

私も精進次第で、希望は持っても良いということかな?
レッスンの後、懐かしい友人に会いました。20代の頃から、S先生についている同門の仲間です。
相変わらず美しい。こういう人がいるのは本当に、励みになります。今日はあまり時間がなかったけれど、次回会う約束をしました。楽しみです。


雨の日も、元気

2009-04-14 20:54:30 | 子ども

久しぶりに、雨です朝は子育てサロン、午後は児童会、今日は子ども達にたくさん会いました。

サロンは就学前の子ども達とおかあさんたちですが、10時前には激しい雨。こんな日は誰も来ないだろうと思っていると、7組の親子が来られました。
双子さん、3ヶ月のあかちゃんと3歳の男の子、人見知りで一時もお母さんと離れない子。
「家にいてたら、おかしくなりそうなんです。」
少しでも、お茶を飲んで、ゆっくりしてもらえたらと思います。

児童会で、初めて雨の日を迎えた1年生に、雨の日のルールを教えます。運動場に出てはだめ、泥んこ遊びは児童会室前でだけ。渡り廊下の向こうには行かない。走ってはだめ。剣玉は、フローリングの上でだけOK。教室二部屋分の児童会室と前の廊下、渡り廊下に100人近い子ども達があふれています。

おやつの後、体育館を借りようとしましたが、明日の離任式のためのお華が飾ってあって借りれませんでした。狭い部屋を分け合うとあちこちで摩擦が起きます。

1年生の男の子が腕を引っかかれて血を出しました。
「この子が先に引っかいたり、いやなことをいったりしたんやで!」とやはり1年の女の子が、言ってきました。
「ちがうで、そっちが先にやってんで!」男の子も負けてはいません。
他の子が「ちがうで、この子が先に殴ったり、引っかいたりしてんで。」
「そうやそうや。」
「ちがうわ。そっちやで」
「ちがうわ、そっちや。」どんどん言い合って、エスカレートしていきそう。
「そう、二人でなぐったり、ひっかいたり、いやなことをいいあったんだ。」
「そうかぁ。それで、それは楽しかったの?」
「・・・・・。」「・・・・。」
「楽しいから、ずっと続けとく?」
「どうする?」
「・・・。」
「続ける?やめる?どうしよう?」
「ごめんなさい。」
「いいよ。ごめんなさい。」
「いいよ。」
子どもって本当に聡明で、賢明です。

兄弟で絵本を取り合った子どももいました。
「貸してっていったのに貸してくれへんねんで。」と私に訴えます。
「この本は誰の?」
「ぼくの」
「今は貸したくない気分なんだ。じゃあ、いつだったらいい?」
「僕が読んでから。」
「じゃあ、急いで読んでくれる?それから、貸してくれる?」
「いいよ。」
「それじゃだめかな?」
「いや、読む前でなきゃだめ。」
「だめだって、すぐには貸してあげられない?」
「いや、僕が読んでから。」
「僕が使いたいんや!」
「この本はだれの?」
「その子の。」
「どちらも、譲りたくないんだね。じゃあ、この本は話し合いがつくまで、先生が預かるから、話し合いがうまくついたら返すから教えてね。」
2分ほどしたら3年生の女の子達が「先生、ずっと前の話とかしてもめてるよ。」と言いに来ました。
「心配してくれたんだね。でも、大丈夫、二人、ちゃんと話できるから。」
5分ほどしたら、「貸してくれるって言ってくれた。」
「そう、うまく話し合いできたんだね。どうぞ」二人ともニコニコしてすっきりした顔。
問題を解決する力のある子ども達です。すばらしい


月の砂漠

2009-04-13 20:38:06 | 音楽

北山植物園の桜と雪柳images池の水面はimages花びらがビッシリ敷き詰められています。
ソメイヨシノは終わり、今週は造幣局の通り抜けが始まるそうです。

今日は、Sさんと午後からたっぷり時間をとってもらい、ピアノ合わせをしてもらいました。子育て支援や、相談員と忙しくて、たまの休みになのに、ありがたいです。

Otakaのフルートコンチェルトを中心に、4時間ほど…お疲れ様です
曲がまだ、よく掴めていないので、ゆっくり、縦を合わせるように進めました。
1楽章、一人で吹いている時には全く問題がなかった箇所が、ピアノが入ると、途端に数えられなくなります。シンコペーションの伴奏にどうも弱いです。
カンタービレは、伴奏と旋律が一体に聴こえない今度はフルートが頭抜きの旋律。フルートが対旋律の部分はピアノが入ると良い感じ。
2楽章は長い3連符のオブリガートがピアノの旋律と全く合わない。半拍3連の2拍子系と1拍3連の3拍子系の伴奏を合わせ、それに中音域の旋律が2拍3連旋律を聴くとめちゃくちゃになってしまいます。メトロノームで刻みながら合わせ、伴奏符を見ながら、左手を聴いてあわせると何とか合うようになってきましたが、旋律を聴きながら演奏を変えるなんてまだまだ遠い。
それに比べれば3楽章はまだ合いやすい。今日はここまで。

「月の砂漠とか、イヨマンテの歌とか、思い浮かぶんだけど。その当時の歌謡曲とか聞いたら、理解が深まるかも。」と、言うと、Sさんも笑いながら、「そんな気がするね。月の砂漠、うんうん。そんな感じ。イヨマンテってさびしかわからないけど、そうかもしれないね。」
私の暴言にも、びくともしないSさんです。
イベールのフルートコンチェルトにもいえるけれど、理解しがたいなんだかすごいパワーに満ち溢れた曲です。終わる頃には、暑くなって汗かいていました。
まだまだよくわからない曲です。


北山植物園

2009-04-12 20:31:44 | Weblog

今年、初めてのお花見をしました。どうせならと、北山植物園まで。
春の定番チューリップの花盛り。imagesそして、桜は枝垂桜が盛りで、images
このソメイヨシノは散り初め、風が吹くと、花びらが嵐のように舞ってきれいでした。携帯では残念がなら写りませんが。代わりに満開なのが桃の花
images温室ではベゴニア展images

電車で京阪丹波橋から地下鉄で北山植物園の真下にでてきます。
大人200円 高校生150円 小中学生80円 中学生までこの値段は北山ならではとおもいます。うれしい。
昨年の4月20日に来園して同じチューリップの画像を撮っていました。待ち受けに一枚使っていますが、昨年は20日で八重桜が満開で、芍薬がジャスト満開でした。今年は早いのに暖かすぎて、芍薬は咲きかかっています。この分だと、20日頃にはチューリップはもう散っているかも。私も、昨年は長袖にジャケットを羽織っていましたが、今日は半そででもよかった。暑かった。

帰りは、今出川で降りて、歩きました。同志社の前を通って、御所の中をぶらぶらと歩いて、出町柳へ。
出町商店街で、おぼろ豆腐とひろうすを買って、好物のふたばの豆餅を買いました。

花とだんごと、お豆腐と。
贅沢な一日でした。


音楽であそぼう!4月

2009-04-11 20:21:21 | 音楽で遊ぼう

今日は、地元の小学校で「音楽であそぼう!」
学校の玄関にはいったところで、「お母さん」と泣いている女の子がいました。
お母さんが、仕事にでかけるので、ふれあいで待っていなさい。と言われてきたようです。「ここは保育所ではないから」管理指導員さんも困っているようです。
「一緒にいこ」と誘うと泣きながら教室に入ってきました。
音楽室でワークの準備をしていると、友達と一緒に入ってきて、もう忘れたように一緒に遊んでいます。

今日のワークは、「おちゃらかじゃんけん」と大きな輪の「なべなべそこぬけ」であそぶと、段々楽しくなってきたみたい。
「春のお花の名前を教えてください。何があるかな?」
さくら、菜の花、チューリップ、プロッコリー、カリフラワー、大根の花、パンジー、桜草、水仙「…ちょっと待ってそれは冬の花、端のほうに書いておくね。」
「たくさん花が出たね。今日は、この中のこれ、菜の花畑に大きな月が浮かんでいると言う情景を歌った曲、みんなできいてくださいね。」

images校庭の菜の花


野田暉行編曲の日本のメロディーの中の「朧月夜」はEs-durが幻想的で美しいです。演奏が始まるとシーンとさっきまでの浮ついた感じがしっとりした雰囲気に。最後の音が消えるまで聴いてくれました。

「私たちは菜の花でしたが、今日みんなが演奏するのは、これ、チューリップの歌、知ってますか?」
「知ってる!知ってる!咲いた、咲いた…」と自分達で歌ってくれました。
これをメロディベルで2重奏。例によってどの音を誰がするか?
今日は「そ」の音をしたい子が1年と5年女子の二人いました。
「こういうときはどうやって決めているの?」と聴くと、3年生の女の子が「じゃんけんか、譲り合い。」
「譲り合い」と言う言葉が出たのは5年間でやっていて初めてです。実際には子ども同士で譲り合いはよくあります。
すぐに5年の女の子が「私譲る。」と譲ってくれました。1年生は喜んでいます。5年の子もそれを見て微笑んでいます。本当に子どもたちは美しいです。


校庭のチューリップimages

ベルを楽しんだ後、木琴や、太鼓、音楽室の好きな楽器を使ってチューリップを合奏、練習する時間もほとんど無かったのにびっくりするほど、うまく演奏してくれました。
お片づけも全部手伝って、ベルも一つずつ袋に入れて箱に入れて、なおしてくれました。
「また、来てね。」「また来るわ。」とさようならをしました
地域のおじさんが挨拶に来てくれました。PTAをされていた時に土曜日児童会閉室になり、「子ども達をどうするんや」と地域のふれあい事業に参加され、我が子が卒業された後も残ってお世話してくださっています。こういう人を見ると本当に頭が下がります。

私は、日本のメロディーを楽譜立ての上に忘れて、夕方学校へ電話。教頭先生が部屋を開けて、とっておいてくださいました。
おかげで教頭先生にご挨拶も出来ました。
地域や、学校の連携も大切な事業です。「いつもお世話になってすみません。」と教頭先生。
「いつも、子ども達と遊べて楽しいです。ありがとうございます。今年もよろしくお願いします。」

いろんな人が子ども達を支えています。感謝です