音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

◯◯らしく

2016-12-16 20:38:05 | 哲学

今夕方の新大池。
ようやく12月らしいと思っていたら、1月頃の寒さらしい。
暖か過ぎたり、寒過ぎたり、本当のらしさがよくわからなくなってきました。


赤い実は、冬の風物詩。
レッスンに来る小6生、先週から冬休みを指折り数えています。

今日は、「今日で給食が終わった。もうすぐ!」と、うれしそう。

「冬休みは、何か予定あるの?」というと、「別にない。紅白も興味ないし、バラエティのCMの時にちょっと見るだけ。」
「好きな歌とかあるの?」
「別に。」「恋ダンスとか流行ってない?」
「隣のクラスが学年発表会でやってたから、知ってるけど、私はそれほどでもない。」
「君の名はは?」
「歌は知らない。泣けるアニメとか、別に見ても泣かないと思う。」
「映画見て泣いたことある?」
「別にない。ああ、なんか昔アニメ見て泣いたことあるけど、名前とか忘れた。」

「クールだね。泣くには人生経験が必要かな。」とちょっといじわる言ったら。
「そうかもしれない。お笑いだってどこがおもしろいの?って感じだし。ちょっとは、一緒に笑ったりした方がいいような気がする。」

そうか、こどもだっていろいろ深く考えているのです。
「いいよ。そのままで、泣きたい時になけばいいよ。」

自分の素直な気持ちをよく見ています。無理に周りに合わせなくてもいい。
クールに自分らしく成長してほしいです。








感性を研ぎ澄まそう。

2016-12-15 21:19:15 | 日記

12月4日尾道で、出会った夕景。
変わった紅い色だったので、撮りました。
天変地異の前触れか?と思いましたが、その日も翌日も、地震も台風もありませんでした。
よかった。と、思ったら7日にインドネシアで、大きな地震があったのですね。
関係あるのかな?

阪神大震災の1分位前、ふと目が覚めました。
なぜ、目覚めたのか?
自分でもわからない。静か過ぎて目が覚める。という経験は、あの時初めてしました。その後、ゴォーッという音。そして、ドーンと30㎝ほど、突き上げる揺れ。

山鳴りって何が鳴っているのでしょう?

夫が飛行機の中から撮影した写真を送ってきました。
御嶽山と駒ケ岳。
デジタル化が進み、仮想現実の中で1人ずっと時間を過ごすことを続けていると、わからないことがあること、割り切れないことがあることを忘れてしまいそうになります。

浅間山
日本の国土は、人口密度100人以下の場所が、半分ほども占めていることも

安達太良山。

あの頃に比べると、私も自然と触れ合う機会が減り、そういう感性も劣化しているような気がしています。

身体を動かし、自分の目と耳と感覚を総動員する経験をもっと楽しみましょう。
感性を磨いて、音楽性もアップしましょう。



ビストロ ル パッサージュにて「ハレの日農園」収穫祭

2016-12-14 20:23:27 | コンサート
お友だちから年末に忘年会の間に吹いてね。と頼まれ、気軽に引き受けたら、えらいことになっていました。
年末で、伴奏を引き受けてくれる人もいなかったので、1時間独奏です。
はぁ〜…。プレッシャー。
しかし、引き受けたからには、一生懸命努めさせて頂きます。
お料理は間違い無し。
ぜひ、ご賞味下さい。

12月28日(水)19時から21時まで、
ビストロ ル パッサージュにて、フレンチの藤下シェフと久米素子のフルート演奏のひとときをお送りします。

「ハレの日農園収穫祭」枚方市の市民農園の野菜と藤下シェフのフレンチの素晴らしいコラボレーションをお楽しみください。
料金 5000円(コース料理とフルート演奏、飲み物別)

ビストロ ル パッサージュ
住所: 〒573-0057 大阪府枚方市堤町3-7-102 木南ビル1F
電話: 072-843-6001
アクセス: 京阪本線枚方公園駅 徒歩1分
https://www.facebook.com/events/217810185321709/?ti=icl

クリスマスコンサート

2016-12-13 22:02:29 | コンサート
クリスマスコンサート本番でした。
雨、雨。
小学校の運動場に駐車して隣接する地域の会館に運びこみ。
車2台で電子ピアノや、ピアノイス、譜面台、飾り、ドレスもろもろ運びこんだら、地面がグチャグチャで、ブーツが泥んこになってしまいました。

会場設営を、スタッフのみんなに説明して、演奏者が真っ先しなくちゃいけないのは、地域の育成から借りたインカムの音量調整です。
電子ピアノと、フルートをバックに読み聞かせをすると、声が聞こえなくなってしまうので、インカムを通すのですが、多分インカムのほうもこんな使われ方をするとは思わなかったでしょう。普段は体育指導で運動会で、並んだりするのに使われています。さて、去年なかった性能の良いインカムが見つかったと言うことで、初めて使います。スタッフの皆に聞いてもらうと、音量が大きいですが、ぼそぼそと言う音が聞こえてしまいます。
どうしたもんかと相談していたら、「マイクを離してしゃべればいいん違う?」とMさんが言い出して、やってみれば解決!
3人いれば文殊の知恵。
いいスタッフがいれば、初めての事でも何とかなるものです。

ミュージックベルも、倉庫から出してきて、机の上にセット。何人来るか分からないので使う和音のベルは全部出しますが、次の準備が気になってて慌てていたら、T さん、Oさんが手伝ってくれました。

さて、譜面台もセットして、ドレスに着替えたら、元美容師のMさんが髪の毛をセットしてくれました。

Yさんも素敵。

ピアノのTさん。
私も

さて、コンサート本番。
楽しんでくれたでしょうか?
雨で寒かったのに、たくさんの親子が来てくれました。

小さな子どもたちの協力したい気持ちって、本当に驚きです。
休憩も入れて1時間以上のプログラム。
なかなか全部は難しいですが、こどもイスに座って、じっと聴いていてくれるこどももいました。
演奏が終わると、前にやって来て「あーとっ」と腰を折っていってくれたこどももいました。
パラバルーン、ベル、楽器を作って演奏するのも楽しそうでした。

また、来年もサロンで一緒に遊びましょうね。

検査とリハーサル

2016-12-12 22:26:07 | コンサート

午前中、父の検査。関西医大です。
MRIを撮って、脳神経外科の先生に診てもらいます。
母が風邪をひいたので、2人で行きました。2人だと、父を病院の玄関に置いて車を駐車場に入れるのですが、これが1人だと、そうはいきません。車庫から玄関まで父と歩くのですが、カートを押してゆっくり。時々止まったり。
それだけでMRIの受付まで20分もかかってしまいます。
だんだん母も歳をとって来たので、いろいろ助けを得たり考えなくてはならなくなって来たようです。
脳は、それほど変化ありませんでした。筋力が戻って、むしろ前より元気になっているという先生の診断です。
私は寒くなる前までもっと調子が良くなっていたので、今の様子は少し残念な感じなんだけどなぁ。

夕方、クリスマスコンサート、最後の合わせでした。

Yさんが、プログラムを作ってくれました。A4を上手い具合に8つに折って、8ページの冊子にしてくれました。

1時間のプログラムは、結構子どもにすれば長いです。
歌ったり、楽器を演奏したり、リトミックをしたり変化をつけています。
0歳から3歳までなので、音楽に合わせて身体を揺らすようなプログラムをたしています。

お母さんたちにも協力してもらいます。

明日は、雨みたいですが、みんな来てくれるかな?



尾道商工会議所

2016-12-09 19:04:29 | 日記

尾道の商工会議所。
1892年に全国で30番目に建てられた商工会議所。
これは、1923年、大正時代に修復改修されたものです。
前に来た時は、閉館していたので、中に入ったことはありませんでした。
無料で入館でき、1階は尾道の歴史を知ることができる展示がされています。

驚いたのは2階。

階段を登ると、

国会議事堂を思わせる作りです。

どんな会議が行われていたのかわかりませんが、塩田と舟運で栄えていた豊富な財力を思わせると同時に、ここに集まっていたのは、商人たち。

合議していたのは確か。
建て替えたときにこうなったのか?

贅沢禁止令がでると、ごはんの下に鯛や鮭を隠してたべる「うずみ」という食べ方を発明して食べていた彼ら。
志士を匿い、学問を修め、歌舞音曲を学び、新しい建築と、新しい思考を取り入れていました。

尾道の商人たちは思ったより、もっと先に行っていたのかもしれない。

お金があれば、何に使うか?
武器を買ったり、ギャンブルに使ったりするかわりに、自分たちの会議場を建てたところに、その頃の商人たちの気概感じます。
自分たちのことは、自分で決める。
感動しました。






はみでる音符たち

2016-12-08 22:41:57 | 音楽


尾道の空と海の余韻をいだきながら、編曲に追われています。

予期せぬアクシデントで、11月に進めるはずだった仕事が、滞り、今つけを払っているところです。

1月のデュオの楽譜は、どうしても作らないと無いので、必死です。
2曲はなんとかやっつけました。
今週は、ドップラーのハンガリー田園幻想曲。
スコアメーカーに読み取らせてみると、えらいことになりました。
もともと、ハンガリーの民族音楽を、そのまま写したような曲。
例えていうなら、演歌のこぶしを楽譜に写すことを考えてみて下さい。

32分音符、64分音符、連符。
よく吹いてはいましたが、楽譜に認識してみると、こんなにひどいとは。

スコアメーカーは、8分の6と書いてあれば、1小節にそれ以上の音符が入ると青とか赤色で表示されます。

1stのところは半分以上、青と赤です。
64分音符とか、トリルが多すぎると、拍があっていても、認識ソフトでは、もう読み取れない。

それを修正するところからはじめ、なおしました。それでも、赤いところが残ってしまいます。
それは、トリルをちゃんと読み取らないことと、カデンツァ、それと、初めから小節に入る音がはみ出ている分!

フランツ ドップラーは、ウィーン宮廷歌劇場の首席フルーティストで、指揮者、そしてウィーン音楽院の教授を務め、流行りのオペラも何本か書いています。

学術の長でもありましたが、オーストリア帝国は、衰退の危機にあり、国境線は常に不安定で、1868年頃にはオーストリア ハンガリー帝国になります。

ドップラーは、おそらくはハンガリー人ではなかったかと思われますが、そのことは明らかにはせず、ドイツへの脅威は、小国の不安定な連合を続けていた頃、戒厳令が常にひかれ、用心深く生きることを強いられていたと推測されます。

その中で、多くの作曲家がたくさんのハンガリー風の曲を書き、流行らせています。

このたくさんの小節線に収まりきれない音符は、危うい小国の連合帝国を表しているような気がします。

おさまろうと、おさまりきれなくても、決定的な決別を避け、この連合を、指示することでドイツの支配を牽制し、戦いをさけていた時代です。

ウィーンに多国籍の人々が流れ込み、多様な文化が花開いた、その一つがドップラーのハンガリー田園幻想曲です。






クリスマスコンサート最後の準備

2016-12-07 20:59:34 | コンサート
さて、クリスマスコンサートまで約1週間。月曜日はコンサートの打ち合わせでした。ピアノのTさん、語りのYさんそれから今日はスタッフのMさんも来てくれました。


マラカスのセットをし、本番の語りや合奏も聞いてもらいました。

みんなで歌う歌詞カード、メロディベルの楽譜も用意。

パラバルーンも実際に持ってもらって、音楽に合わせて振る練習もしました。これはなかなか面白い!

エリーゼのためにのジャズバージョンが、結構難しい。面白いのだけれどほとんどやったことのないジャズのリズムに乗れない。
シンコペーションと裏打ちが微妙にずれてしまいます。こればっかり何回もやってしまいました。本番まで間に合うのでしょうか?
合わせは、前日のリハを残すのみ(^^;;

クリスマスクッキング

2016-12-06 23:32:23 | 子ども
日曜日は、地域のクリスマスクッキング。
大盛況で、事前申し込みを断ったほど、ところが、この時期風邪で病原性大腸菌で欠席の方が数名。それでも定員をオーバーして席を用意したので大変な人数でした。

大人も子供も、地域の人なら誰でも無料で参加できます。
今日のメニューは、クリスマスチキン、バケットサンド、白菜パリパリサラダ、スープミネストローネ、サンタケーキ。
盛りだくさんです。

試作のときには、野菜が大変な値段でしたが、ようやく落ち着いてきて小松菜で代用したチキンのソースもほうれん草で作ることができました。

「トマト、嫌いやったけどこのスープやったら飲める。」小5男子
「こどもが、危なっかしく思えたけど、こんなに料理できるとは、思わなかったわ。やるもんですね。」と言うお母さん。
「鶏焼くのも、コツがあるんですね。勉強になりました。」という地域の女性。

「おいしかった!ありがとう!」の声も嬉しかった。
同じレシピでも、班によっていろいろなものができるのも楽しいです。



ああ、お腹も、心もいっぱい(^-^)/


就活懇談と尾道

2016-12-05 21:38:15 | 日記

就活懇談会は、大学の海洋生命学科の一室。

水槽に魚がいっぱい。


進路を絞りきれない次男に時を逃すなというアドバイス。納得の懇談でした。
さて、帰りの新幹線は、21時26分福山発のぞみ。
お昼は次男と尾道で食べようっと!
松永から2駅。
駅のロッカーにお米を入れてきたトランクを預け、検索したお店に電話してみると、音声案内。
休みかと思ったけれど、よく聞くと営業時間のお知らせ。金土日の11時から5時までしか営業してない。
そして、今は営業時間。
駅から600m。
これは行かねば!と、スマホ片手に歩き出しました。

懐かしい踏切。

階段。

階段。

階段。

階段…見つけた!

空猫カフェ。遠かった。600mでも異常な等高線。

古民家カフェ。
優しそうなお兄さんが、店の中から出てきて、「もう、スープは売り切れでしてひまわりベーグルしかありませんがよろしいでしょうか?」
2時。
坂道を、ぜーぜー言いながら昇って来て、空きっ腹。周囲にはお店は見当たらない。頼めるのは、ベーグル一種でも、ここで帰れる人はいるんでしょうか?
「構いません。お願いします。」

いい風。
坂道を登って来た身には1番のご馳走かもしれません。

季節はずれのうちわも、ここでは充分活躍しています。


尾道水道が見えます。


私は大丈夫でしたが、次男には酷なランチでした。味は良かったんだけどなぁ。
それでも、

千日紅もいっぱい咲いていましたし。

途中の光明寺に猫もいましたし。
お腹ではなく、気持ちが満たされるいいところでした。
しかし、尾道の坂はなめないほうが良いでしょう。
元気な時に行って下さい。