ひろの映画見たまま

映画にワクワク

NHK山田洋次が選んだ日本映画100選 清水宏の「風の中の子ども」

2012-02-02 17:30:46 | 日本映画
見逃していたので、再放送で見た。

1937年作品。戦前、戦争の足音が大きくなってきた時代。

原作坪田譲治は児童文学の第一人者。

兄弟、特に弟がやんちゃ。夏休み、自然豊かな村で、仲間と楽しく遊んでいる。

父が、横領容疑で連行され、家族は大変。弟は叔父の家へ預けられる。

だが、そこで、木に登ったり、たらい舟で川を下ったり、家出をしてサーカスに入りたがったり、と困らせてばかり。やはり、母親の元で暮らしたい。

ここには、今や忘れられた親と子、自然あふれる中での遊びなどがあり、今の子供たちが見たらどう思うだろうか?

母親と一緒に暮らせて、生き生きとする兄弟。

遊び方も、ほんとに自然の中でのほほんとしたもの。

友達とのかかわりあいも楽しい。今は失われた生活だ。

父が無罪で帰ってくると、これまた家族で楽しむ。遊びも相撲だ。

ほのぼのとした家族、子供の映画だ。
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