予備知識なしに見たが、エンドロールで実在のサムチルダースが出てきて、マシンガンプリーチャー(マシンガンを持った牧師)と呼ばれているという。家族も映画と同様で、映画は実は実話の映画化だ。
で、牧師というとおとなしく見えるが、この映画は、前半は、酒と麻薬におぼれる暴力男であり、後半は、スーダンのLRA(神の抵抗軍)との銃による争いとアクション満載だ。
酒と麻薬に溺れ、暴力にどっぷりの生活の男が、突然キリスト教に目覚め、アフリカへ出かける最初の動機がすっきりしないのは、日本人であるせいか。
酒とドラッグでハイな状態で、人を半殺しの目に合わせ、突然怖くなる。もともと奥さんは、ストリッパーだったが、結婚後、神を信仰し、そのつてで教会に行くようになる。
また、一方、スーダンで子供たちのために保育所を作るが、LRAの攻撃で焼かれてしまう。
で、必死になって、寄付を求めるが、不況で取り合ってもらえない。ついには、家財道具まで売ってしまい。スーダンを助けようとする。その鬼気迫る演技には、怖さすら感じてしまう。
それをなだめるのが、黒人の子どもだった。
宗教と慈善と暴力、相反するものを自らのうちで葛藤しながら、それでもマシンガンを撃ち続ける姿は、一種神がかりだ。
ちょっと荒っぽいが、考えさせられる映画だ。
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で、牧師というとおとなしく見えるが、この映画は、前半は、酒と麻薬におぼれる暴力男であり、後半は、スーダンのLRA(神の抵抗軍)との銃による争いとアクション満載だ。
酒と麻薬に溺れ、暴力にどっぷりの生活の男が、突然キリスト教に目覚め、アフリカへ出かける最初の動機がすっきりしないのは、日本人であるせいか。
酒とドラッグでハイな状態で、人を半殺しの目に合わせ、突然怖くなる。もともと奥さんは、ストリッパーだったが、結婚後、神を信仰し、そのつてで教会に行くようになる。
また、一方、スーダンで子供たちのために保育所を作るが、LRAの攻撃で焼かれてしまう。
で、必死になって、寄付を求めるが、不況で取り合ってもらえない。ついには、家財道具まで売ってしまい。スーダンを助けようとする。その鬼気迫る演技には、怖さすら感じてしまう。
それをなだめるのが、黒人の子どもだった。
宗教と慈善と暴力、相反するものを自らのうちで葛藤しながら、それでもマシンガンを撃ち続ける姿は、一種神がかりだ。
ちょっと荒っぽいが、考えさせられる映画だ。
