ひろの映画見たまま

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映画「あぜ道のダンディ」、中年男のダンディとは?

2012-02-07 16:58:45 | 日本映画
ダンディであろうとする中年男の悲哀。

妻をがんでなくし、みずからもガンではないかと疑いだし、子供たちと接触しようとするが、反応がない。

幼馴染に実情を打ち明け、子供との仲をとり持ってもらおうとする。

ダンディとはなんなのか、形の上で帽子を取り替えたりでできるわけでもない、子供たちにとりいることでもない。

結局、あるがママがダンディなのだが、それを光石研は絶妙に演じて見せる。

「川の底からこんにちは」ではすごくパワーが見られたが、ここでは。あたふたする父親のしがない姿が笑いを誘う。

友人にはめちゃくちゃ言ったりするのに、こどもたちのまえではからっきし。

大学浪人の兄と、高校3年で大学受験の娘。

運送屋の親父では、豊かではないし、でも二人は未来にかけ、東京受験。

何でも東京というのが気になるが。娘の援交話も出てきて、なうい。

なにしろ、中年男の話なので、世代によっては面白くないかも。
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