ひろの映画見たまま

映画にワクワク

日本映画「HOME 愛しの座敷わらし」、心温まるホームドラマです。

2012-11-03 17:01:27 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆
   ホームドラマ好き ☆☆☆☆

座敷わらしは、東北に伝承される精霊のこと。5,6歳くらいの小童で、住みついた家には、幸福がもたらされるという。

で、物語は、食品会社の開発担当が東北支社へ左遷される。これを機会に田舎生活を楽しもうと古民家へ引っ越してくる。家族は反対なのだが、父は一応強引に説得。

家族は、妻と男女の子どもとおばあちゃん。まあ、典型的なサリーマン世帯。おばあちゃんが痴呆症なのもその一例。子供たちもそれなりに悩みを抱えている。

妻は、都会暮らしの良さが忘れられなくて、町で貸家のパンフレットを手に入れたりする。

そんな、家族だが、この家には、座敷童がいた。

最初突然現れ、ちょっとホラー映画風で怖くなるが、徐々に正体が現れて、それが、座敷わらし、そしてお父さんには見えないという不思議。

小さな子供だということが分かると、みんな、家族のように扱いだす。

父の会社での立ち位置が少し描かれ、いまの会社組織のいやらしさも垣間見せる。

子供たちも、都会と違って、のびのびと生活するようになり、何事も順調にいくようになる。(あとネタバレ)






























結局、父の転勤で東京へ帰ることに。でも、田舎で学んだことは大きく、家族も団結して生活していけそう。

「相棒」の水谷豊が、一転普通のサリーマンらしく、地味な演技だが、光っている。安田成美もはまり役。



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