ひろの映画見たまま

映画にワクワク

韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」、女性7人の高校時代と今!

2012-11-21 16:58:16 | 韓国映画
おススメ度 ☆☆☆
    韓国映画好き ☆☆☆☆

「サニー」は、あの1977年のポニーMの曲だ。でこれ、高校時代の仲間につけた名前。だがこの曲でダンスを踊ることが仲間の象徴だ。

今は、平凡な主婦のナミ。母の入院している病院で偶然高校時代の仲間に会い、彼女ががんで余命いくばくもなく、昔の仲間に会いたいという。

そこで仲間探しの旅が始まるが、当然昔の高校時代がフラッシュバックされ、たくみに現在と過去が行き来する。

昔の話は、ナミが田舎からソウルへ上京、言葉の訛りなどから、冷やかされるのを助けてくれたのが「サニー」のリーダー。彼女こそ、癌患者その人だ。

彼女らのグループ、結構不良っぽく、相対するグループとやりあう。

一方、現代はというと、それぞれ悩みを抱えているが、その多くは金にまつわる悩みだ。

で、この映画の面白いのは、不良っぽい彼女たちの生き様が、何ともおかしくて、時代を象徴しており、その会話やしぐさのなんと生き生きしていること。韓国映画の真骨頂を見る。

決してシリアスでないが、それなりに社会風刺も含んでおり、中に、ラブロマンスや友情が複雑に絡んで面白くしている。

いっぽう、その現代も昔を偲びつつ、結構人間関係も豊かで、中にはコミカルなシーンもあり楽しめる。

青春映画は、すがすがしい。韓国で大ヒットした訳がある。





 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする