ひろの映画見たまま

映画にワクワク

吉永小百合主演の「北のカナリア」、湊かなえ原作のミステリーです。

2012-11-07 17:34:29 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆
   吉永小百合ファン ☆☆☆☆

40歳と60歳を演じる吉永小百合、小さい体が、可愛く見えます。

北海道の離島。父のもとへ夫婦で移り住んできた女教師。分校の4,5,6年生のクラス6名。吃音の子どもがいて、その子の声がきれいなので、みんなで歌を歌い、コンクールに出場することに。

映画は、図書館司書を定年で退職する女性(実はこれ、北海道の女教師のその後)。彼女のもとへ突然刑事が、小学校の教え子が殺人事件を起し、捜査しているという。先生の電話番号が彼の元にあったという。

誰が、電話番号を教えたのか、教え子たちを訪ね歩き、その後の消息を知る。

一方で、女教師が20年前なぜ島を離れなければならなかったかの謎も徐々に明らかになる。

かなり丁寧な作りなので、話は分かりやすい。20年前とその後とが交差しながら話が進むが、吉永小百合の変化が少ないのがきになるが、子供たちは成長しているので、よくわかる。

そして、ミステリー的展開に。

6人のこどもたちの、当時と現在が語られ、それぞれに悩みを抱えているのが描かれ、テーマをあぶりだしていく。それは「生きること」。

それ以上はネタバレになるので触れないが、ちょっと、ストーリーには無理があり、アメリカ映画みたいな緻密さがない。

贖罪てきな作りだが、最後は、みんなそろっての大団円。まあ、うまくまとめてはいる。

吉永小百合のキスシーンと、泳ぎのシーンはおまけか。

コメント (3)
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