ひろの映画見たまま

映画にワクワク

日本映画「サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」、今回は栃木版です。

2012-11-29 18:01:54 | 日本映画
おススメ度 ☆☆
     ラッパー好き ☆☆☆☆

サイタマノラッパーは、今回で3作目。東京郊外の田舎町で生まれたラッパー仲間。

今回は、その後の物語で、グループのメンバーだったマイティ、東京へ出て一旗揚げようとするが、そうは簡単にいかない。ラップグループ「極悪鳥」の使い走りをしながら、メンバーになる日を夢見ていた。そんな中、ラップコンクールがあり、優勝すればメンバーにするといわれ、その気でいたが、優勝戦で、相手に負けろと強要され、結局、メンバーにもなれず。怒ってメンバーをめちゃくちゃに殴り逃亡する。

もぐりこんだ先が、栃木の車修理工場、ここでも、暴力がはびこり、なかなか芽が出ない。そんななか公民館裏でのライブイベントの話が持ち上がり、マイティも手伝わされる。

そして、ライブイベントには、サイタマノラッパーのメンバーのイックとトムのメンバーが参加する。

都会での若者たちの暴力、上下関係に暴力の介在、金もうけのためのイベント開催、など都会の恥部に触れていますが、地方在住の私には、ちょっと異次元の世界です。

若者たちのはけ口のない今日、ラップで笑い飛ばし、風刺を利かせ、リズムに乗る。若者たちの情熱が炸裂する。

ラストのイベント会場での逃亡劇、その長回しは、かなりショッキングな映像だ。

ただ、音楽と暴力の結びつきに違和感を覚える。
コメント
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