ひろの映画見たまま

映画にワクワク

日本映画「先生を流産させる会」、ぎょっとする題名ですが?

2012-11-04 17:04:55 | 日本映画
おススメ度 ☆☆
   
「先生を流産させる会」とは、ちょっと異様な題ですが、実はこれ実際にあった話です。ただ、映画は、男子を女子に変えるなど、フィクションにしています。

映画としては、新人監督、俳優も素人が演じ、大作とは一線を画します。上映時間も62分と短編に近い作品です。上映館も限られています。

中学校の先生が妊娠する。丁度、思春期のさかりの女生徒たち、そこに、リーダーがいて、5人でこの会を発足させ、万引きした指輪で団結を誓います。

そして、実験室から持ち出した薬品を、先生の給食の汁にいれ、先生を流産させようとします。また、椅子に細工をしてひっくり返したりします。

だが、先生もさる者、アンケートで実行犯をあぶりだしていきます。

この辺のくだり、かなりホラーっぽく、教育問題もからめて、「告白」と、対比されています。

思春期の女性の気持ちとか、その母親(いわゆるモンスター)の登場とか、旬な題材を提供します。

しかし、あくまで、地味な映画で、羽目を外さず、じっくり作りこんでいます。

時間は短いので、最後まで見せてくれます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする