ひろの映画見たまま

映画にワクワク

日本映画「ギリギリの女たち」、震災後の気仙沼が舞台です。

2012-11-11 16:29:20 | 日本映画
おススメ度 ☆
    変わった映画の好きな方(女性) ☆☆☆

小林政広監督作品。3姉妹の物語。

冒頭、28分の長回し、一人の中年の女が、古ぼけた昔の民家を訪ねてくる。応対する人はいない。勝手に家に上がり込む。頭痛がするらしい。なにか演劇的ですらある。

映画を安く上げるために、自分の家で一人の女優の演技だけで、映画のおよそ3分の一を消費するとしか思えない。退屈な時間だ。

DVDで見ると、すぐスイッチを切れるので、その衝動に駆られる。

でもそれがこの映画の素晴らしい点か。

舞台は、東日本大震災後の気仙沼。だが、この映画は震災をことのほか強調したりはしない。

ただただ、3人の姉妹の語りで、3人とその両親の不幸が語られる。

また、長女は、ダンサーを志望、アメリカに行き結婚もするが、あの3・11を経験してから頭痛がするという。

後は不思議な3姉妹。

罵り合いながら、共同生活を始める。

何とも変わった映画だ。




コメント
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