ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語」、行定監督の愛の物語です。

2013-02-04 17:13:16 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆
     恋愛映画好き ☆☆☆☆

艶という女を巡る男の話ではなくて、その相手をした女の話です。

主人公艶の夫、松生春二を演じるのは阿部寛。

艶ががんで瀕死の状態。精を吸い取られたかのような阿部寛は、10キロの減量でげっそり。

6人、いやもっとの美女軍団に囲まれて、楽しいはずが、げっそりとは?

それだけ艶は男を吸い取る女だったのか。

だが、映画で艶は、病床に伏せほとんど姿を現さない。

それより、艶と関係を持った男の女たちのつややかな日々が続々と語られる。

艶の死を感じ取った夫が、艶が関係した男に連絡を取り、死をみとりに来させようとしたのだが。

それにしても、この映画に登場する女優陣は、さすが色気もさりながら強い女達だ。

その象徴が、小泉今日子と荻野目慶子の取っ組み合いの大喧嘩。まあ、すさまじいものがある。ワインが小道具とは!(ネタバレ)

































それにしても、ラスト、死をみとった看護士とその子が艶と夫をいやしてくれるのかも。

伊豆大島の断層が生み出した不思議な坂道が繰り返し出てくる、それも自転車で。
コメント
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