ひろの映画見たまま

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『ゲーテの恋/君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」』、まさにゲーテの恋です

2013-02-03 16:18:15 | ドイツ映画
おススメ度 ☆☆☆
    ヨーロッパ映画好き ☆☆☆☆

ゲーテといえばあの文豪、彼の「若きウェルテルの悩み」は有名だ。(小生は未読)

その「若きウェルテルの悩み」を地で行ったゲーテの恋の物語。ただ、かなり脚色はされているみたい。

小説を書くのは好きだが、なかなか売れないゲーテは、父の要請で地方の裁判の事務所に勤務することに。
そこで同僚と行った舞踏会で、一人の娘に恋をしてしまう。

娘の家に行くが彼女は留守、妹たちと遊んだ帰り彼女と出会い、燃えるような愛を経験する。

だが、彼女は貧しく妹たちを養わなければならず、彼女に惚れた参事官と結婚することに。(参事官はゲーテの上司だ)

その婚約の席に駆けつけたゲーテ、失意のどん底に。

まあ、そんな失恋物語だが、当時の時代考証が緻密なのと、田舎の風景が実に綺麗で、中世の画を思わせる。

かなり自由な雰囲気で恋を楽しむので、明るい映画に仕上がっている。

その後、友人の自殺とか、決闘とか、刑務所とかちょっと暗い話もあるが、ラストで再び明るさが見え、万々歳だ。


コメント
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