1969年作品。
山田洋次より年上だが、映画では後輩の森崎が、山田の原案で撮った処女作だ。
主役は、これも初主演の倍賞美津子。
だが、「男はつらいよ」の渥美清が重要な役どころだ。
働かない父、暗い顔で内職する母、ちゃらんぽらんな兄に囲まれて暮らす学に恋人ができた。
だが、兄が女工でコールガールをしている瞳から借りた「ゲーテ」の本。そこからドラマが始まる。
弟は、昼は行員、夜は大学の学生だが、女工と知り合い、一目ぼれする。
思い切って、結婚を持ち出すが、コールガールをしている瞳と勘違いし悩むことに。
父親まで話に絡んでてんやわんや。
ことが、売春婦という、ちょっと後ろめたい話だが、一方で、渥美の演技も絡んで、なんとも汗臭い映画に仕上がっている。
そしてラストは、それまで黙っていた清川虹子扮する母親がまとめて、めでたしめでたし。
飛行機も出てくる、羽田空港近くの川辺のアパート、庶民臭がプンプン。
それにしても、渥美清の「とら」とは違ったいきのいい兄ちゃんぶりが光っている。
山田洋次より年上だが、映画では後輩の森崎が、山田の原案で撮った処女作だ。
主役は、これも初主演の倍賞美津子。
だが、「男はつらいよ」の渥美清が重要な役どころだ。
働かない父、暗い顔で内職する母、ちゃらんぽらんな兄に囲まれて暮らす学に恋人ができた。
だが、兄が女工でコールガールをしている瞳から借りた「ゲーテ」の本。そこからドラマが始まる。
弟は、昼は行員、夜は大学の学生だが、女工と知り合い、一目ぼれする。
思い切って、結婚を持ち出すが、コールガールをしている瞳と勘違いし悩むことに。
父親まで話に絡んでてんやわんや。
ことが、売春婦という、ちょっと後ろめたい話だが、一方で、渥美の演技も絡んで、なんとも汗臭い映画に仕上がっている。
そしてラストは、それまで黙っていた清川虹子扮する母親がまとめて、めでたしめでたし。
飛行機も出てくる、羽田空港近くの川辺のアパート、庶民臭がプンプン。
それにしても、渥美清の「とら」とは違ったいきのいい兄ちゃんぶりが光っている。