おススメ度 ☆☆☆☆
9.11から10年やっと事件の首謀者オサマビンラディンは殺害された。
それには、周到なCIAの追跡があった。その中で、女性分析官の執念が成功に導いた。
映画は、事件後容疑者やその関係者の執拗な取り調べから始まる。残酷な取り調べにひとりのか弱き女子が付き合っている。CIAの分析官だ。
しかし一向にラディンにつながらない。そのうちに自爆テロの目標になり、CIAの犠牲者も増えていく。当然焦りが。
大したアクションがあるわけもなく、ラブドラマも、心理劇もない、ややドキュメンタリーな作りは地味だ。
特に冒頭、拷問シーンにちょっと惹かれるがそれ以外は、眠さを誘うような地味な展開。
だが、ビンラディンの殺害から1年時宜を失しないために急いで作られたにしては、かなり説得力のある出来だ。
秘密機関が主舞台だけにどれだけ真相に迫れたか疑問だが、そのリアリティはかなりのものだ。
「ハートロッカー」の脚本、監督のコンビだけに、情報戦争や、戦争シーンにはかなりのこだわりがあったのだろう。
ラスト近くは、ビンラディンの隠れ家襲撃で、ヘリを使った夜の襲撃で、暗闇と特殊照明の画面を巧みに操り、臨場感はすごい。(ヨルダンにセットを作ったとのこと)
ヒロインを演じるジェシカ・チャステインは、か弱き女でありながら、凛として敵に刃向う女を見事に演じあげ、女優賞ものだ。
9.11から10年やっと事件の首謀者オサマビンラディンは殺害された。
それには、周到なCIAの追跡があった。その中で、女性分析官の執念が成功に導いた。
映画は、事件後容疑者やその関係者の執拗な取り調べから始まる。残酷な取り調べにひとりのか弱き女子が付き合っている。CIAの分析官だ。
しかし一向にラディンにつながらない。そのうちに自爆テロの目標になり、CIAの犠牲者も増えていく。当然焦りが。
大したアクションがあるわけもなく、ラブドラマも、心理劇もない、ややドキュメンタリーな作りは地味だ。
特に冒頭、拷問シーンにちょっと惹かれるがそれ以外は、眠さを誘うような地味な展開。
だが、ビンラディンの殺害から1年時宜を失しないために急いで作られたにしては、かなり説得力のある出来だ。
秘密機関が主舞台だけにどれだけ真相に迫れたか疑問だが、そのリアリティはかなりのものだ。
「ハートロッカー」の脚本、監督のコンビだけに、情報戦争や、戦争シーンにはかなりのこだわりがあったのだろう。
ラスト近くは、ビンラディンの隠れ家襲撃で、ヘリを使った夜の襲撃で、暗闇と特殊照明の画面を巧みに操り、臨場感はすごい。(ヨルダンにセットを作ったとのこと)
ヒロインを演じるジェシカ・チャステインは、か弱き女でありながら、凛として敵に刃向う女を見事に演じあげ、女優賞ものだ。