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NHK山田洋次が選んだ日本映画百選  和泉聖治監督の「お日柄もよろしくご愁傷さま」

2013-02-27 18:04:13 | 日本映画
1996年作品

東京家族と同じ橋爪功と吉行和子が夫婦を演じるコメディ。

たしかに、結婚式と葬式、おまけに出産まで重なって、大変な騒動に。さらに、長女は、妊娠後期で夫の浮気で帰宅、次女はフリーターと付き合いグアムへ旅行に行く計画。さらには、夫の退職まで話が絡んで、どたばた。

父が、北海道旅行を申し込み、きっぷを受け取って帰宅途中、夫が見つけ一緒に帰ってくる。

夫は、友人から、仲人を頼まれ、その当日の朝、父が亡くなっているのが見つかる。やむなく、長女と次女それに妹に頼んで結婚式に出席する。

結婚式のどたばたから、家では、女たちが切り盛り大騒ぎ。でもなんとかしのぎ、葬式当日、長女が出産。

次から次といろんな出来事が重なり、てんやわんやの騒動。

最初は、面白くもない身内話と思っていたが、徐々に人生の機微が展開され、なるほどとわが身のことを振り返れば結構面白い。

たくさんの物語を詰め込んだ割には、結構みんな善人なので、話の展開は早い。

そして最後、式を終えた夫婦が、死んだ父親が、母親と初めて出会ったという北海道の山小屋へ出かけ、テレもなくキスするシーンは微笑ましい。

コメント
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