ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「フライトゲーム」、巧妙なハイジャック

2014-09-06 20:18:30 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆

原題ノンストップそのまま、最後まで目が離せない。

リーアムニーソン主演で、彼のワンマン映画だ。

航空保安官ビル(リーアム)、ニューヨーク発ロンドン行きに乗り込む。

だが、冒頭、なぜかこのビルがアル中で勤務前にアルコールを飲んでいる姿が、ここで、この男何かあるなと疑ってしまう。

事件は、彼の携帯にメールが。だが、そのメールは当事者しか使えないもの。そこには、1億5千万円をある口座に振り込めというもの。

いわゆるハイジャックだ。メールから、機内の乗客からだと推測。犯人探しが始まる。

搭乗前から胡散臭そうな人たちが映っていたので、彼らが怪しそう。

そして、同僚の航空保安官を特定、トイレに連れ込み格闘。そして殺してしまう。

予告通り初めのメールから20分。


さらに、振込口座として、ビルの個人口座が指定される。

このため、ビルが犯人扱いにされテレビでビルの悪い過去が暴かれる、という展開で面白くなる。

この時点では犯人は特定できない。

なかなか凝った脚本で、主人公を犯人扱いする展開は、予定調和的。

そして、殺された保安官のカバンから爆薬が見つかる。

犯人がわかってからは、この爆弾を抱えながらの飛行が、ワクワクさせる。

常に、ビル主体で描かれるので、混乱することはない。

CGはちょっと雑だが、後尾を爆発させながらの緊急着陸は手に汗だ。

犯人像がいまいちはっきりしないままの展開だが、アクションは立派。

コメント
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