ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「郊遊 ピクニック」、ツァイ ・ミンリャン監督の引退作品

2014-09-18 17:20:05 | 映画
おススメ度 ☆

芸術映画好き ☆☆☆

ベネチア国際映画祭 審査員特別大賞受賞作品 台湾・フランス共同製作

毎日映画を見ているとこういう映画もあるのだ。

例によって、予備知識皆無。ゆえに、あとで台湾映画だと知る。

これで見ると、台湾もまだまだ、貧しいのだ。

何がまずいって、現代の映画に見慣れている私にとって、この定点長回し。

ラストに至っては、10分以上。勿論、全体で138分、結構な大作だ。でも、ストーリーらしいストーリーはないに等しい。

ラストのそれは、男女のバストアップ、男は、酒を飲んだりするが、女は一点を見つめるだけ、女優も瞬きしないで10分とはと余計なことを思ってしまう。

男は、路上でマンションの広告の看板を掲げ続けるしがない稼業。

兄妹の子供がいる。だが、路上生活、スーパーで試食したり、残り物の弁当をもらったり、でも悲壮感はない。

雨、暗い廃屋。

だが、郊外には、山もあり、海もあり、船もあり。風景は遠景が多いが、綺麗。

毎日がピクニックなのか。

所々で、歌や詩が入るが台湾のこととてよくわからない。

キャベツで作った人形を枕でつぶして、殺してしまい。キャベツをむしゃくしゃ喰う。何の意味が?

おまけに出てくる女性は同じ人なのか(3人の女優が演じている)?

まあ、苦行の2時間余。
コメント (1)
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