ひろの映画見たまま

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「るろうに剣心 伝説の最後編」、これぞ時代劇に新しいアクションを吹き込んだ

2014-09-16 19:15:39 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

時代アクション映画好き ☆☆☆☆

緩急を交えながらのアクションシーンの連続。

「柘榴坂」でのアクションシーンの物足りなさ吹っ飛ばしてくれた。

基本週刊少年ジャンプに連載された劇画の映画化だが、かなり脚色されているらしい。

船から飛び降り、命からがら海辺にたどり着いた剣心。

師匠の比古清十郎に助けられていた。もともと彼に鍛えられて今日がある剣心だったが、日本全国の驚異となっている志々雄に勝つためには、さらなる修業が必要と、清十郎に指南を頼むのだった。前半、この二人の息を飲む格闘シーンの連続に圧倒される。

結局は、心の持ちよう(生きようとせよ)と諭され、師匠の下を去るのだった。

まあ、ちょっと精神訓話めいて肩すかしだが、アクションシーンは見もの。

カメラ技術といおうか、そのカット割りのうまさといおうか、ぶれない真剣勝負はさすが、

比古清十郎に扮する福山雅治は、竜馬伝で大西監督と組んでおり、息もよくあっている。京都大火編で顔見世もしている。(ネタバレ)
































後半は、志々雄が、剣心をおびき寄せるため、政府に剣心を捕えることを要求し、要所に剣心のお尋ね者の触書が。

その前に、翁を巡っての蒼紫との剣心とのバトルがあり飽きさせない。


志々雄は、黒船ばりの鉄船で防備、幕府に揺さぶりをかける。

最後は、警察の策略で、剣心らが船に乗り込み、ここでは、ピストルや機関銃も使われるが、志々雄との対戦は、あくまで剣術。

その前に宗次郎(神木隆之介)とのスピード感あふれる立ち回りがある。

それにしても、志々雄は強い。四人がかりでかかっても、倒れない強さ。

結局、やけどの後遺症で、自ら滅びることに。

この映画では、ヒロインは、伝説のといわれるほど強くはない。それが、敵を際立たせ面白くしている。

原作との違いで、失敗作とする向きもあるが、原作を知らない身にとっては、斬新なアクション時代劇と受け止められる。

まあ、今回は恋物語はそっちのけだが。








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