ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「サイレントウォー」、盲目の暗号解読師とその上司の女性の恋

2014-09-28 09:19:27 | 中国映画
おススメ度 ☆☆☆

中国映画、スパイ映画好き ☆☆☆☆

ワタシ的には、お気に入りの映画ですね。(長いという人もいますが、それは感じ方ですね)

最近中国映画の上映が少ないですが、この映画も、小劇場での公開ですね。

1949年、第二次世界大戦が終わって、中国では、共産党と国民党が闘い、ほぼ決着がついたころ。蒋介石は台湾へ逃げましたが、その残党が、まだ中国におり、活動していました。彼らは、無線(モールス信号)を使って連絡をしており、それを傍受するするため部隊が作られました。

無線傍受には、かなり耳のいい人が必要で、ピアノ調教師に白羽の矢を立てるが、盲目の助手に目をつけ、猛特訓のすえ、無線傍受の担当者に。

この盲目の暗号解読者に、トニーレオン。彼を連れてきた女性担当者にジョウシュン。この二人の演技が目を引きます。

演出は、「インファナルアフェア」のアラン・マック&フェリックス・チョン。香港映画らしい雰囲気がすばらしいです。

ややセピアがかった映像が、古い中国を引き立たせ、戦後の中国の状況が垣間見れて、その点でも興味をひきます。

スパイ映画といっても、暗号解読ですから、地味ですね。

だが、ラストにかけての、殺人劇は、アップとスローの映像とひきつける音楽。あっと驚く展開です。

まあ、最後は共産党万歳ですが。


コメント
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