満足度 ☆☆☆☆☆☆
R+15 かなりきわどいセックスシーンがあります。
2時間15分の大作。
1970年代の江南。ソウルの郊外にあり、当時は農村地帯。ここが開発され、現在はソウル市に併合され立派な都会になっている。
その江南の地を巡って、政治と金が渦巻いた時代。当然、やくざ組織すなわち暴力による開発が行われた。
その陰で、希望と欲望に燃え滾った青年がいた。
孤児院で義兄弟となった二人、一時は、離れ離れになったが、それぞれが、組織の幹部役に昇進。だが、抗争の果てに、つぶされていく青春の物語だけに息苦しい。
前半は、のし上がっていく二人。かっこよさが目立つのだが。
主演のイ・ミンホは、「花より団子」などテレビで有名となり、今回映画初主演。
一方のキム・レオンは、15キロダイエットし、ムキムキの体を作っている。
アクションシーンも結構あり、いずれも多人数の競り合いで迫力がある。
邦題の「ブルース」、映画の中の音楽だが、やくざの哀愁は、ブルースによって表され、死の美学でもある。
しいたげられた人たちの挽歌とでも言おうか。
ラストは、なんとも切ない。
R+15 かなりきわどいセックスシーンがあります。
2時間15分の大作。
1970年代の江南。ソウルの郊外にあり、当時は農村地帯。ここが開発され、現在はソウル市に併合され立派な都会になっている。
その江南の地を巡って、政治と金が渦巻いた時代。当然、やくざ組織すなわち暴力による開発が行われた。
その陰で、希望と欲望に燃え滾った青年がいた。
孤児院で義兄弟となった二人、一時は、離れ離れになったが、それぞれが、組織の幹部役に昇進。だが、抗争の果てに、つぶされていく青春の物語だけに息苦しい。
前半は、のし上がっていく二人。かっこよさが目立つのだが。
主演のイ・ミンホは、「花より団子」などテレビで有名となり、今回映画初主演。
一方のキム・レオンは、15キロダイエットし、ムキムキの体を作っている。
アクションシーンも結構あり、いずれも多人数の競り合いで迫力がある。
邦題の「ブルース」、映画の中の音楽だが、やくざの哀愁は、ブルースによって表され、死の美学でもある。
しいたげられた人たちの挽歌とでも言おうか。
ラストは、なんとも切ない。