おすすめ度 ☆☆☆
斬新な映画好き ☆☆☆☆
ハンガリー・ドイツ・スウェーデン合作
PG12
第67回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリとパルムドッグ賞をダブル受賞
冒頭牛の解体シーン。こういうシーンが生理的に受け付けない人は無理。
題名通り、少女と犬のラプソディなのだが、悲しい物語だ。
最初にも、人気のない街中を疾走する250匹の犬のシーンが出てくるが。
この疾走感は、たしかに得難い。
だが、物語が進むにつれ、悲しい物語だ。
発端は、雑種犬に重税が課される制度。
13歳の少女リリ、父母は離婚、母が旅行のため、しばらく父のもとへ。
父は、重税を嫌い、リリの可愛がっていた雑種犬を捨てる。
犬は、あやうく市の職員に捕まりかけるが、浮浪者に助けられる。
だが、犬のブローカーに売られ、闘犬として訓練させられる。
この訓練の過程が、かなりえぐい。
闘犬として戦ったすえ、捨てられ、保護される。
保護施設の金儲け主義もえげつない。
リリの飼い犬は賢く、施設内でリーダーとなっていく。
そしてすきを見て、逃走。
その過程で、いままで、犬に対し不都合を働いた人々を食い殺していく。
そして、大脱走。
リリは犬を助けるべく、自慢のトランペットを吹く。
犬をめぐるスリリングな展開だが、その底には、弱者への温かい目線が。
それにしても、犬の演技が素晴らしい。アメリカから専門家をよんだらしいが。
斬新な映画好き ☆☆☆☆
ハンガリー・ドイツ・スウェーデン合作
PG12
第67回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリとパルムドッグ賞をダブル受賞
冒頭牛の解体シーン。こういうシーンが生理的に受け付けない人は無理。
題名通り、少女と犬のラプソディなのだが、悲しい物語だ。
最初にも、人気のない街中を疾走する250匹の犬のシーンが出てくるが。
この疾走感は、たしかに得難い。
だが、物語が進むにつれ、悲しい物語だ。
発端は、雑種犬に重税が課される制度。
13歳の少女リリ、父母は離婚、母が旅行のため、しばらく父のもとへ。
父は、重税を嫌い、リリの可愛がっていた雑種犬を捨てる。
犬は、あやうく市の職員に捕まりかけるが、浮浪者に助けられる。
だが、犬のブローカーに売られ、闘犬として訓練させられる。
この訓練の過程が、かなりえぐい。
闘犬として戦ったすえ、捨てられ、保護される。
保護施設の金儲け主義もえげつない。
リリの飼い犬は賢く、施設内でリーダーとなっていく。
そしてすきを見て、逃走。
その過程で、いままで、犬に対し不都合を働いた人々を食い殺していく。
そして、大脱走。
リリは犬を助けるべく、自慢のトランペットを吹く。
犬をめぐるスリリングな展開だが、その底には、弱者への温かい目線が。
それにしても、犬の演技が素晴らしい。アメリカから専門家をよんだらしいが。