ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「アフガン・レポート」、次々に地雷に触れて重症、炎天下。助は来るのか?

2016-07-17 17:33:02 | イギリス映画
満足度 ☆☆☆☆☆☆

劇場公開はされず、WOWOWで公開。

アフガニスタンの地雷地帯に入り込んでしまったイギリス人兵士たちの戦いを、実話に基づいて描いた戦争ドラマ。

最後に、出演者とそれに対応する兵士。戦後の状況が写真とテロップで流される。改めて本当だったんだ。

タリバンらしき敵兵が遠くに散見されるが、通常の戦争映画のようなバトルは出てこない。

そんな、戦争アクションバトルを期待したら全くの期待外れ。

その代わり、地雷の恐怖をじりじりと味わされます。

この映画を見たら、海外派兵に二の足を踏むでしょう。

草木の緑のない、裸の山岳地帯。

だだっ広く、いつ敵に襲われても不思議はない。

3人グループで、パトロールに出かける。

お気軽に出かけた一人が地雷を踏んで大けが。

すぐ助けを呼ぶが、来たのは大型ヘリ、砂埃ばかり巻き上げ、地雷を巻き上げ爆発。

ソ連が埋めた地雷で、山にあった地雷が谷に移動、そこら中に地雷が。

水を欲しがったので、ペットボトルを放ったら、それが地雷に当たってまた負傷。

負傷者続出。

手や足がもげ、痛みで震えがくる。モルヒネで抑えるがそのモルヒネも、在庫うす。

そしてヘリを待つ時間の長いこと。(心理的なもの)

痛みが激しいが、寝込んでしまえば、終わりなので、必死で覚醒する。

炎天下、裸の肌が真っ赤に焼ける。

まあ、こちらが、地雷被害者の立場になっていらいら、ひやひや。

まさに体験型戦争映画。

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「猫なんかよんでもこない。」、猫好きのための猫の映画。

2016-07-17 09:51:24 | 日本映画
満足度 ☆☆☆☆★★★★★★

冴えないボクサーと2匹の猫が織り成す可笑しくも切ない日常をつづった杉作による実話コミック「猫なんかよんでもこない。」を実写映画化。

著者の杉作がモデルで、デビューまでの、猫との格闘劇。

猫好きには、たまらない映画だろうが、猫好きではない私には、それほどの感動は呼ばない。

だが、昔は、ネズミでグロテスクだったが、映画ではトカゲ。

もともと、漫画家の兄が拾ってきた2匹の猫。オスとメス。

飼育係を押し付けられ、おまけに、兄はさっさと故郷へ帰ってしまう。

残されたミツオ。不幸なことに、ボクシングで目を悪くし、試合は続けられなくなる。

全編猫との交流なので、様々な猫の生きざまが描かれる。

猫好きばかりで、映画を撮ったようで、その意味では猫映画。

主演は、風間俊介。まあ、好き嫌いのわかれるところ。

女性も絡んで、ほのかな恋愛模様。

ただ、それだけなので、何かを期待すると、期待外れに。
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