ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「私たちのハァハァ」、女子高生4人の九州から東京までのロードムービー!

2016-07-01 16:55:23 | 日本映画
おすすめ度 ☆☆☆

青春映画好き ☆☆☆☆

「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」 にて、スカパー!映画チャンネル賞、観客賞にあたるゆうばりファンタランド大賞の二冠受賞を果たした。

福岡県北九州市に住む4人の女子高生。

福岡で行われたロックバンド「クリープハイプ」のライブで、「東京のライブに来てください」の言葉を真に受けて、4人は盛り上がる。

クリープハイブは、監督の松居大悟が親交のあるバンドで、映画にも出演している。

そして始まるロードムービー。「クリープハイブ」に見せようと、ハンディカメラで、自らの行動を撮影する。おかげで、ぶれまくる特異な映像は臨場感たっぷり。

まず自転車で、関門トンネルを走り抜け、本州へ越境する。

自転車の疾走感はなかなかのもの。

雨にぬれたりしながら、親元を離れる自由感は、ひしひしと伝わる。

ほぼ素人の面々だから、まずこの辺りは、素人っぽさが生きている。

広島まで何とか突っ走るが、この辺でばてが、とりあえず野宿。

そしてヒッチハイク。危なっかしいが、何とか神戸まで。

ここで、風俗で一稼ぎすることに。

ライブめあての逃避行も、4人それぞれの立場が行き違い、ついには、破滅に。

後は、何とか夜行バスで会場にたどり着く。

ラストは、NHKホールから渋谷までの疾走は、まさに青春。

SNSを使ったり、映像処理の目新しさも手伝って、はっとさせる映画だ。

女子高生の制服が初々しい。
コメント
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